地縛霊 単語

地縛霊（じばくれい）とは、特定の場所から離れられずにいる霊のこと。

概要

英語ではresidual haunting、欧米ではドイツ語系の表現を用いてrestligeistsなどと呼ばれる。

地縛霊が特定の場所を離れない理由として、その場所に特別な思い入れがあり、自分の意思でそこを離れようとしない霊や、突発的な死など、自分が死んだことを受け入れられずその場所に縛りつけられてしまった霊など、理由は様々である。

ほとんどの霊が自分の意思ではその場所から離れられず、移動も成仏もできない。
自分の意志でとどまっている霊も、強制的に除霊や浄霊を行わない限り、その場所から離れられずにいる。

よく浮遊霊との違いを問われるが、浮遊霊はある程度自由に移動することができるが、地縛霊は、基本的に一定の場所から動くことができない点が大きく違う。
しかし、地縛霊も人や物に取り憑くことで移動が可能になることもあるので、別のものとして定義できない部分もある。

日本においての地縛霊という言葉は、心霊現象を中心としたドキュメンタリー作家の中岡俊哉の造語。
最近は一部の国語辞典にも掲載されているほどメジャーな言葉になっている。

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