南丹市とは (ナンタンシとは) [単語記事]

南丹市とは、京都府中部にある市である。

森・里・街がきらめくふるさと南丹市～みんなの笑顔元気を合わせ誇りときずなで未来を創る～

基本情報
南丹市なんたんし
国	日本
地方	近畿地方
町役場所在地	京都府南丹市園部町小桜町47
市町村コード	26213-7
面積	616.40km²
総人口	29,929人（推計人口、2025 年2月1日）
人口密度	48.6人/km²
隣接自治体	京都府京都市、綾部市、亀岡市、船井郡京丹波町福井県大飯郡おおい町滋賀県高島市大阪府豊能郡能勢町兵庫県丹波篠山市
市の木	ブナ
市の花	サクラ
市の鳥	オオルリ
行政区画テンプレート

丹波地方に属する市。

2006年 1月1日に船井郡園部町・八木町・日吉町、北桑田郡美山町が合併して発足した。

「丹波の南部」が市名の由来。

市域は東西に長く、北は福井県と滋賀県、南西は兵庫県と大阪府に接する。

市のほとんどが丹波高地で、黒豆やマツタケ、栗、タケノコなどが特産品。

京都府のほぼ中心にあることから「京都のヘソ」と呼ばれる。

大きさはだいたい琵琶湖と同じくらい。京都府の中で京都市に次いで大きいが人口密度は比較にならない。

古くは丹波国の国府があったと考えられている地域で、宗神社は丹波国総社の流れを汲む神社と伝えられている。室町時代には八木城が事実上の守護所として機能し守護代となった内藤家がここを拠点に周辺地域を支配した。戦国時代に入ると内藤氏、荒木氏、川勝氏と統治者が入れ替わるが明智光秀の丹波侵攻により織田領に編入された。江戸時代に入ると小出吉親が出石藩から約3万石あまりで入封し園部藩を立藩し、園部城の築城や城下町の整備、領内開発などを行いこれが現在の南丹市の基礎となった。