医療崩壊とは (イリョウホウカイとは) [単語記事]

医療崩壊とは、医療機関が限界を超えてしまい救護出来なくなる状態の事である。

概要

　各地域における保健所また、病院および医療施設には受付できる限界があり、この数字は病床数、病院の取り扱っている機器および施設の状況または、そこに携わる医師や看護師、医療技師の数によって決まる。
ところが、天災や未知の病原体等により、この限界値を超えて病人または負傷人が発生する状況や、または検査しなくても良い人間が不安に駆られ病院や診療所に集中してしまうと、本来救助しなければならない人間を後回しにせざるを得ない状況や医療関係者自身が疲労または病気になってしまい病院として機能しない、薬やマスクなどが正しく配備されない等により、結果、医療が出来なくなり死亡人数が跳ね上がったり最悪その地域を見捨てる事態に陥る状態の事を医療崩壊という。

　わかりやすい医療崩壊としては、過疎集落の村に1件の診療所があり交代も含めて医師を6人雇っていた、ある日村の予算の削減のためこの医療費を削減した。この影響により診療所はを医師を1人に変更しなおかつ、最低の医療ラインを守ろうと疲労の面や学会研修も含め診療時間を平日のみにした。これまで、医療を受けていた村の住民が「おかしい」と騒ぎ立てた所に都合良くインフルエンザが襲来。医師がインフルにかかったので閉鎖、また、インフルエンザにかかった高齢者は病院にかかれず爆発的増加結果、村は全滅しましたとさ、めでたしめでたし

　上記のような、起こって欲しくない事態は、シムシティなどのシミュレーションゲームにおいて再現することができ、病院の容量(キャパシティー)に対して人口が増えすぎるとストライキを出す等で非常にわかりやすい医療崩壊を演出してくれる。なお放置すると市長支持率の低下や人口が一気に減る等の影響が出る。

　なお、2020年03月現時点で日本国内で自粛要請が出ているのは、COVID-19並びに他の病気の爆発的感染を押さえる事やこれらの検査によって保健所の検査機関の容量を超えないこと、また薄く広く伸ばすことで薬や医療品が切れないように時間を稼ぐなど、日本国内の医療容量を超えないようにしている為である。なので、地域によっては通常でも限界だった所にさらに負荷がかかっているため崩壊している所もある(※小さい医療機関にマスクがない等の状況)