初雪とは、
「初雪」とは、「その年で初めて降る雪」を指す単語であり、冬の季語である。似た単語に「新雪」が存在するが、こちらは、一年を通して初めて降る雪だけでなく、降って間もないまだ手の付けられていない雪のことも指す。
「初雪」は古典的な用語としてだけでなく、気象庁における気象用語としても用いられる。冬先にかけてテレビの気象情報を賑わす「初雪観測」における「初雪」はこちらの意味で用いられている。対義語は終雪である。
気象用語としての「初雪」は、「寒候期が来て初めて降る雪。みぞれでもよい。富士山などの高い山ではその年の日平均気温の高極が出た日以後の雪を初雪とする。」と定義されている。よって富士山頂での「初雪日」は例年9月半ば頃に迎えることになる。なお「初冠雪」とは「夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること。」であり、「初雪」とは異なる。富士山においては、例年初雪日よりも初冠雪日のほうが2週間ほど遅れてやってくる。
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最終更新:2024/12/23(月) 20:00
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