冗長化とは、緊急時に備え予備のシステムでバックアップすることでシステム全体を維持する考え方である。
例えばパソコンの主記録装置がハードディスク1枚だった場合、その一枚が壊れてしまえばパソコンを起動できなくなってしまう。そこで全く同じデータを保存したハードディスクをもう一枚用意しておけば、片方が壊れた時に予備の方で起動状態を維持しつつ、もう片方の電源を落として修理や交換するということができる。10年以内に故障する確率が10%のハードディスクを使っていた場合、1枚だけの場合はシステムが停止する確率10%だが2枚なら1%まで抑えることができる。
つまり、平常時においては余計な装備でコストやエネルギー上で無駄になるが、停止したり不調になったりしたら困る場合においてその確率を減らすため、同じものやサブのシステム、予備を充実させて対策を取るということである。逆に言えば、停止しても困らない、あるいは基本的に停止しないような物には負担だけが増してしまうので冗長化をする必要がないことも多い。
例としてパソコンを挙げたが、車、飛行機、交通網、電力網、通信網、物資調達先管理、在庫管理、生産管理、データ作成、データ管理、組織運営、エネルギー安全保障、食料安全保障、軍事、土木、治水、防疫、防災、…などなど、あらゆる分野で常に想定するべき概念である。
掲示板
6 ななしのよっしん
2022/01/23(日) 14:58:53 ID: QHayh2kv2z
冗長というのは本来いらないものというネガティブな意味よ
「公務員多すぎ」という批判も裏返すと同じことよ
7 ななしのよっしん
2024/01/20(土) 15:40:30 ID: umd2Q5pMwH
本来いらないものを用意することで平常時の負担がふえる代わりに
有事の際の安全性が向上するデメリットとメリットがあわさった概念
ネガティブな面もポジティブな面もあるのでどちらかのみを取りあげるのは片手落ち
8 ななしのよっしん
2024/01/20(土) 15:45:04 ID: KlICRNdSgc
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
最終更新:2024/12/23(月) 18:00
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