仙人峠道路 単語

仙人峠道路（せんにんとうげどうろ）は、岩手県釜石市甲子町第七地割から、岩手県遠野市の遠野住田ICに至る、高速道路（釜石自動車道に並行する一般国道自動車専用道路）である。

 全線が国道283号に指定されている。

概要

国道283号は、釜石市と花巻市を結ぶ重要な幹線道路であるが、このうち仙人峠の区間は急カーブ・急勾配が連続する上、仙人トンネルの幅員が狭く、また異常気象時通行規制区間が存在するなどの難所となっていた。この仙人峠道路の開通により、仙人峠を迂回することが可能となり、釜石市と遠野市の間の所要時間が約16分短縮された。

全線が釜石自動車道に並行する一般国道自動車専用道路に指定されており、将来は釜石自動車道と一体となって、釜石市と花巻市を結ぶ高速道路ネットワークの一部となる予定である。

全線が無料で通行可能。全線が暫定2車線である。

通過する自治体

岩手県

釜石市 - 気仙郡住田町 - 遠野市

施設・接続道路など

背景色が灰色の区間は、未開通区間。

• 釜石自動車道は花巻市が起点なのに対して、仙人峠道路は釜石市側が起点であり、キロポストも釜石自動車道とは逆である（これは国道283号に合わせたため）。
• 釜石西ICは仮称。道路標識では「終点」と表記されている。ただしハイウェイウォーカー東日本等一部の地図では既に「釜石西IC」と表記されているものもある。

歴史

• 2007年3月18日：釜石市甲子町第七地割 - 遠野住田ICが開通、これにより全線開通。
• 2008年3月16日：滝観洞ICが開通。
• 2012年10月15日：全線の通常時最高速度が60km/h→70km/hに引き上げ。

関連動画

関連項目

• 日本国：高速道路一覧
• 岩手県