亀の井バス(かめのいばす)とは、大分県に本社を置くバス事業者である。西鉄バスグループに属している。
そもそもは別府・由布院観光を開拓したことで知られる油屋熊八が、亀の井ホテルのバス部門として設立した会社である。「別府地獄めぐり」は日本最長の歴史を持つ定期観光バス路線であり、さらに我が国で最初にバスガイドのお姉さんを雇ったのもこの会社(当時は「少女車掌」という呼ばれ方をしていたらしい)。
「七五調案内」は現在でも続く同社の名物となっており、菊池寛や久米正雄が原稿の添削をしたらしい。とにかく日本の観光業界やバス業界を語る上で、亀の井バスは避けて通れない存在なのである。
現在は亀の井ホテルの資本を離れ西鉄バスグループになったが、それまでの歴史が長いためか西鉄のロゴマークは使用していない。
貸切バスが目立つ同社ではあるが一般路線バスも運行しており、別府市・由布市湯布院町などが縄張り。立命館アジア太平洋大学へはライバル会社の大分交通とともに乗り入れている(ただし系統は別)。
扇山線・竹の内経由鉄輪線など30分おきくらいの間隔で運行される路線が多く、別府駅からは(別府市の人口が10万人くらいなのを考えると)結構な高頻度でバスが発着している。
通勤通学で使うにも観光で使うにも、何かと便利な存在といえるだろう。
東九州自動車道の北九州JCT~清武JCT全通を受けて路線網が拡大している。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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