中沢伸二 単語

中沢伸二（なかざわ しんじ）とは、元プロ野球選手である。

概要

OB
中沢伸二
基本情報
国籍	日本
出身地	山梨県中巨摩郡
生年月日	1946年6月18日
身長 体重	176cm 82kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	捕手
プロ入り	1965年
引退	1985年
経歴
選手歴 山梨県立甲府工業高等学校 阪急ブレーブス (1965年-1985年) 監督・コーチ歴 阪急ブレーブス オリックス・ブレーブス オリックス・ブルーウェーブ(1986年-1994年) 日本ハムファイターズ(1995年-1998年) オリックス・ブルーウェーブ オリックス・バファローズ(1999年-2006年)
プロ野球選手テンプレート

1946年6月18日生まれ。山梨県中巨摩郡出身。

甲府工業高等学校に進学。3年春の甲子園大会に出場したが、初戦で敗退している。

1965年、阪急ブレーブスに入団。

入団当初、チームには正捕手として岡村浩二がおり、更に1972年にはロッテで正捕手を務めた種茂雅之が加入してくるなど、選手層の厚さに阻まれ続け、2、3番手の捕手や偵察要因のメンバーとしての起用が続くなど、出場機会はほとんど得られなかった。

1974年、種茂から正捕手の座を奪い、入団10年目にしてようやくレギュラーに定着。113試合に出場し、打率.228、7本塁打、41打点をマークし、オールスターゲームにも監督推薦で初出場を果たし、現役引退までに6度出場を果たしている。

1975年、116試合に出場し、打率.247、6本塁打、27打点をマークし、パ・リーグ制覇に貢献。日本シリーズでは2本の本塁打を放つなど打撃面で活躍を見せ、日本一にも貢献。日本シリーズ優秀選手賞にも選ばれた。

1978年、打率.239、7本塁打、40打点をマークし、ベストナインとダイヤモンドクラブ賞に選出された。また、8月には今井雄太郎とバッテリーを組み完全試合を達成している。

1982年、18年目にして初めて規定打席到達し、打率.302、11本塁打、47打点とキャリアハイの成績を残し、ベストナインにも選ばれた。

1984年以降は藤田浩雅が台頭したこともあり、出場機会が減少。

1985年、現役引退。

引退後、阪急に残りコーチや二軍監督を務めた後、日本ハムファイターズでもバッテリーコーチを務めた。日本ハム退団後、再びオリックスに戻り、2006年までコーチを務めた。

現在は解説者として活動している。

人物・エピソード

頭脳的なリードとディフェンス能力の高さを武器に第二次阪急黄金時代を支えた正捕手。

プロ入りから2年間は偵察要因として起用され、一軍で5試合に出場しているが、打席数は0と記録されている。

通算成績

打撃成績

表彰

• ベストナイン 2回（1978年、1982年）
• ダイヤモンドグラブ賞 1回（1978年）
• 日本シリーズ優秀選手賞：1回 （1975年）

関連項目

• プロ野球
• 阪急ブレーブス
• 日本ハムファイターズ
• オリックス・ブルーウェーブ
• オリックス・バファローズ
• プロ野球選手一覧