「一龍斎春水」(いちりゅうさい・はるみ)とは、日本の女性声優であり、「一龍斎貞水」門下の真打ちで活躍する講談師でもある。
デビューから2011年末まで、講談以外では「麻上洋子」(あさがみ・ようこ)名義で活動していた。
1952年(昭和27年)7月10日に北海道小樽市にて生まれ、神奈川県藤沢市で育った。
中学・高校時代に放送部だった事から声優を志し、演技力を身につける為に劇団で芝居の勉強をしつつも舞台女優への道には興味を示さず、高校卒業後に声優養成学校に入り、20歳で念願の声優としてデビューした。
21歳の時に、「宇宙戦艦ヤマト」のヒロイン「森雪(もり・ゆき)」役のオーディションに合格し、自身の代表する役にもなった。松本零士のファンだった事や、オーディションの際に自分しかいないと思った事等から、「宇宙戦艦ヤマト」のTV放映がスタートした際は、3ヵ月後にスタートした裏番組「フランダースの犬」の「アロア」役を、スタッフや事務所の配慮等もあり交代し、「宇宙戦艦ヤマト」には引き続き、清楚で可憐なヒロイン「森雪」役を演じた。
※視聴率では「フランダースの犬」の圧勝となり、TV版「宇宙戦艦ヤマト」は打ち切られる事になったのはまた別の話である。
その後も、清楚なお嬢様系から行動派まで様々なヒロイン系キャラや大人女性キャラを演じ、1980年代のトップ声優の一人となった。
1992年には、演技や朗読とは異なる「表現する」ことを勉強しようと、講談師「一龍斎貞水」の門下に入り、稽古好きであったこともあって切磋琢磨し、1996年に二つ目に昇進して女性講談師として「火垂るの墓」を講談にするなど新境地を開き、2004年には、当時18年程でていなかった真打ちへの昇進を果たした。
現在は、松本零士作品「銀河鉄道物語」にて「レイラ・ディスティニー・シュラ」と言う二重人格キャラを声優「麻上洋子」として演じるなど声優としての活動を続けつつ、講談師としても活躍し、さらに実母の在宅介護をしながらのブログを公開している。
2012年1月より声優としての芸名も「麻上洋子」から「一龍斎春水」に統一。
※その他の出演作品についてはWikipediaの該当項目参照
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掲示板
31 ななしのよっしん
2020/07/06(月) 15:37:14 ID: PlN0zfbHhG
ハドソン夫人と帝都物語の辰宮恵子しか知らないけど
どっちも品があって色気もあって好き
そしてどっちもちょっと性癖にくる
32 ななしのよっしん
2021/06/02(水) 10:33:01 ID: VnAj80yIQG
自分は野上冴子の役名が麻上洋子だと知って覚えた口。覚えやすいでしょ。ハドソン夫人他、名演が多いと思っていた。
33 ななしのよっしん
2024/08/30(金) 09:18:59 ID: SGbwjTSBYG
声優は昔、役者の副業だったけどこの人が声優を目指して声優になった最初の人みたいなこと言われてるけど、三輪勝恵が大学の教育実習で声が漫画みたいだといわれて声優になったんだが三輪のデビューは1967年あたりで麻上/一龍斎より5年くらい早いんだよな
あんま知られてないだけでこの人よりも前に最初から声優になろうとして声優になった人は他にもいるかもしれない
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最終更新:2025/01/13(月) 06:00
最終更新:2025/01/13(月) 06:00
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