ペリーコロとは (ペリーコロとは) [単語記事]

ペリーコロとは、ジョジョの奇妙な冒険 Part e5「黄金の風」のキャラクターである。ジョジョファンからは「ペリーコロさん」と呼ばれやすい。

概要

背はかなり低い年を取った人である。正体はイタリアを支配する「パッショーネ」の一員。しかも幹部であり、後記の内容からも、ディアボロから強い信頼を得ていたものと思われる。

ポルポが殺害され、そのポルポの金を盗り幹部にのし上がったブチャラティに金を回収する役割で出てきた。そしてこの時に生前ポルポがやり残した仕事についてもブチャラティに伝えにやってきた。

それは「ディアボロの娘、トリッシュの護衛」である。実際にペリーコロとトリッシュは新しく幹部になったブチャラティのもとへ掃除人に変装してやってきたのだ。そして、仕事の内容と金の確認をしてペリーコロはその場を後にした。

その後に現れたのは、アバッキオが彼のスタンド「ムーディー・ブルース」で(ココ・ジャンボの中にいたペリーコロさんを)再生したときであった。トリッシュと安全に会う方法を書いたデータ DISKのありかを伝える(これはアバッキオのリプレイでこのような形になっており、実際はこの指示はブチャラティ達が駅にてココ・ジャンボを捕まえる前に言っていたものと推測される)。ちなみにこの直後、ペリーコロさんは情報が漏れないようにか自身の拳銃で頭を撃って自殺した。彼自身、ディアボロに強い忠誠を誓っていた証とも言えよう。

なお、ここまで読めばお分かりかと存じるが、ペリーコロさんはパッショーネのボスディアボロからかなり強い信頼を得ていたものとなる。

更にはペリーコロさんも幹部なのだが、ペリーコロさんはスタンド使いでは無い（彼自身が劇中で言っていた）。それにもかかわらず、数億円を組織に納め、しかも宝石の鑑定技術まで持っている。

・・・この人、ギャングになる必要などなかったのではないのだろうか？

彼自身はその後登場しないが、第五部のあとがき「恥知らずのパープルヘイズ」に息子のジャンルッカ・ペリーコロが登場する（この時、父つまりここまで書いた人物はヌンツィオ・ペリーコロとなっている）。ギャングになった経緯や息子の仕事態度などが知れる。
前記の様に、ペリーコロさんはスタンド能力を持っていないのだが彼が何故「スタンド」を知ったのかは不明である。