ビデ(仏語: bidet)は局部洗浄のためのトイレタリー設備である。
主に南欧で一般的だったが、現在では洗浄機能付き便座の普及により各地に広まりつつある。
・・・・そんなわけありません。
南欧・スイスで浴槽やシャワーが普及する前に発達した、身体を清潔に保つための洗浄用具の一つ。主たる用途は、
17世紀末にフランスの貴人向けの高級家具商(誰なのかは諸説ある)によって発明され、四脚が付いていて跨って使用するため、仏語で主にフランス中部原産の労働用ポニーを意味するビデ(bidet)と呼ばれた。ポ・ド・シャンブル(pot de chambre, 貴人の夜用おまる)と共に寝室に置かれ、19世紀初頭には水道が整備された影響で便器へと進化したポ・ド・シャンブルと共にバスルームに移動した(ちなみに語源となった労働用ポニーは、この時期に産業革命のあおりを受けて用済みとなり、やがて消滅する)。
上部が洗面台のようになった蓋の無い便座のような外観で、通常の便器とは反対に壁に向いて跨り、つまみを捻ってビデ内に水/湯をためて性器/肛門を洗ったりする。また物によっては底から水/湯が噴出するようになっており、ウォシュレットのように水流を当てたり内部を直接洗浄したりする。
南欧諸国の家庭のバスルームには普通に便器の横に併設されているが、使用する文化がない国の人からすると結構不可解な設備に写るため、下部から水が出るタイプのビデをウォーターファウンテンと勘違いして顔を洗ったり水を飲んだりするという深刻な事案も発生している模様。
最近はウォシュレットなど洗浄機能付き便座(ただし高級機)にもビデ機能が機能が付いており、膣口がある位置に水流が放射されるようになっているために、間違えて使用した男性が会陰(いわゆる蟻の門渡り)に想わぬ刺激を受けてウットリビックリすることもしばしばである。
また、膣内を洗浄するので「避妊・性病予防道具として使えるのでは?」と思うかもしれないが、残念ながら身体の神秘のおかげでそれは無い(同様にいわゆるコーラ洗浄も効果は期待できない)。避妊をするならコンドームなどの避妊具を使って、きちんとコントロールされた性交をすべきであるし、オーラル/アナルセックスなどのオーソドックスでない性交を行わないにしても、ビデでは殺菌・消毒を行えるわけではないので、性病などの感染症の予防にもならない、ということを理解すべきである。
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最終更新:2025/01/09(木) 07:00
最終更新:2025/01/09(木) 07:00
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