「ハニー(Honey)蜂蜜、甘い」、「トラップ(Trap)罠」の「甘い罠」という意味。
もともと、スパイが対象となる人物を色仕掛けで誘惑し、弱みを掴んで脅迫などをして機密情報を得る目的で行われていた諜報活動のことで、冷戦時代のソビエト連邦や、中国などの共産圏の国々で行われていたことが多いと言われる。
例えば、妻の役が「カモ」となる男性を誘って、行為に及ぶ前もしくは事後に、夫や恋人の役が踏み込んできて因縁をつけ法外な金銭を脅し取るという「美人局(つつもたせ)」という犯罪行為も、ハニートラップの一つといえるだろう。
『ルパン3世』フリークにとって、峰不二子は容易に想像できるハニートラップの達人として認識されていると思われる。
なおハニートラップは、主に女性が男性に仕掛ける場合に使われるが、男性スパイによって対象となる女性を罠にかけたという記録もある。
ハニートラップはもともと共産圏で使われていたもので、チャイナでも旧ソ連から導入している。これに引っかかった役人や学者は多い。「親密な関係」を盗撮され、帰りの空港でそっと写真やビデオをお土産として手渡されれば、大抵の人間はチャイナの操り人形になってしまう。総理大臣までもが女性工作員と親密な関係となり機密を漏らしたりODA名目で金を拠出させられている、と報道されたこともあった。
チャイナの手口はまず空港での出迎えから始まるらしい。飛行機を特別の入り口に横付けし、ターゲットを通関させることなく入国させ、白バイが先導する高級車に乗せるなどの「VIP待遇」を行う。普通ならターゲットはこれで舞い上がってしまい、気が緩むだろう。女性工作員は通訳として宛てがわれたり、ホテルに足指を洗うマッサージ嬢として現れることもある。
中にはハニートラップを見抜いて容易に引っかからない場合もあるが、睡眠薬等を用いて眠らせ、彼の服を剥いで全裸でベッドの上に寝かせ、そこに美女がやってきて(検閲済み)なシーンを演出・たっぷり撮影して脅迫材料にするので問題ない。(マスコミや情報操作には絶好のネタになるため)
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最終更新:2024/12/23(月) 20:00
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