シンセサイザー(synthesizer)とは、楽器の一種である。
音を電子的に合成(英語でsynthesize(シンセサイズ))することから、「シンセサイザー」と呼ばれる。詳細な原理や種類などはWikipedia等各種HPを参照されたし。
【曖昧さ回避】
無線設備(送信機・受信機…テレビ・ラジオ・携帯電話を含む)の局部発振器(ローカルオシレータ)に、水晶発振器を源発振に使うことによって周波数変移を安定化させ、任意の周波数を発生させることの出来る、周波数合成器が使われる事があるが、この周波数合成器も「シンセサイザ」と呼ぶ。(例:PLLシンセサイザ)
こちらの方面の詳細については、WikiPediaの「周波数シンセサイザ」や別項を参照せられたい。
シンセサイザーの起源は、1919年にロシアで開発されたテルミンまで遡ることが出来る。
楽器として使えるシンセサイザーを開発したのは、アメリカのロバート・モーグ博士である。博士の開発した「モーグ・シンセサイザー」は世界中のアーティストに愛されている。
日本においては冨田勲が初めてシンセサイザーを使用して楽曲を作り、またYMOが楽曲の制作・演奏にシンセサイザーを活用し、「テクノポップ」を広めたことが知られており、それ以降、シンセサイザーは技術の進歩によって、より安価で高性能になり、急速に普及していった。
また、アーティストと楽器メーカーが共同開発したシンセサイザーもある。例としてYAMAHAとのコラボレーションでTMN(小室哲哉)・浅倉大介がシンセサイザーを開発し、市販された経緯もある。
現在の音楽シーンにとって、もはやシンセサイザーはなくてはならない機材と言えよう。
国内メーカーではローランド、コルグ、ヤマハが世界的に有名。かつてはカシオ、カワイも生産していたが、カシオは廉価キーボードのカシオトーン以外は撤退、カワイはK5000シリーズを最後に撤退している。
しかし、2012/01/19、カシオより新たなシンセサイザーが発表された。
今最も多く見かけるのが鍵盤状のものであるが、初期の頃は大きな箱(モジュール・シンセサイザー。日本では「タンス」と渾名された機種もある)状のもので、操作も難しく、持ち運びに甚だ難のあるものであった。
近年ではパソコン上で動かせるソフトウェアシンセサイザー、変わった形状のYAMAHAのTENORI-ON、KORGのKAOSSILATOR、同社のNINTENDO DSで操作できる「DS-10」も登場している。ちなみに、VOCALOIDシリーズもソフトウェアシンセサイザーに含まれる。
掲示板
73 ななしのよっしん
2020/11/08(日) 14:28:59 ID: k84e6zWcI5
>>70 (超遅レスだが)
> なんかデジタルシンセサイザーってあんまりシンセサイザーって感じしないから
「これぞシンセサイザー」という気持ちは確かに分かるけど、ノコギリ波や矩形波ばかりだと音の傾向に飽きてしまうから、自分としてはPCMシンセも併用しているよ。
例えばピアノのアタック音に鐘の音をレイヤーしたりとかね。
JD-990という機種を使っているけど、これだとオシレーターシンクやリングモジュレーションをPCM波形で出来るので、音作りの可能性がアナログより広がっていて面白い。
74 ななしのよっしん
2022/01/20(木) 00:23:52 ID: lcyikPXy4n
ニコニコで一番有名なシンセサイザーである初音ミクが載ってないなんて…
これがミクちゃんですか
75 ななしのよっしん
2023/01/12(木) 01:06:40 ID: 4iHnCbwGH7
ポール・マッカートニー&ウイングスもシンセを多用してたんだけどな。
弾いてるのはポールの妻リンダ。
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最終更新:2024/12/23(月) 10:00
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