かっとビング!! それは勇気を持って一歩踏み出すこと!
かっとビング!! それはどんなピンチでも決して諦めないこと!
かっとビング!! それはあらゆる困難にチャレンジすること!
かっとビングとは、遊☆戯☆王ゼアルの主人公・九十九遊馬の口癖である。恐らく語源は「かっとぶ+ing」。
概ねの概要は上記のとおりだが、なんとも説明に困るセリフである。
GXのデュエルアカデミア・5D'sのライディングデュエルでも言われてきたことだがどうしてこうなった。
かっとビングというキーワードが公開された直後、そのぶっ飛んだセンスに震えた遊戯王スレ住民が、「ホーケースラッシュ」と並び、「ち○ぽビンビング」などの下ネタ方面へ活用し始めた。
父・一馬から教わった皇の鍵と並ぶ、親子の絆とも言うべきキーワード。
回を重ねるたびに遊馬のかっとビングに感染感化されたキャラが続々と増えており、何だかんだ言われつつも彼のフラグ建築力の大本とも言うべき単語である。
アストラル「観察結果その18。キャットビングにドッグビング。かっとビングは色々と呼び名を変えて広まっている。世界中に広まる日もそう遠くはないだろう」
47話では、Ⅲの紋章の力によってかっとビングを奪われ、お前らかっとビングを知らない可能性の遊馬が描かれた。口調は一人称すらも違うヘタレと化し、小鳥ちゃんとすらまともにコミュニケーションが取れない始末。よくよく考えてみれば、遊馬からかっとビングで提唱されている勇気としぶとさとチャレンジ精神を差し引いたらああなる、「だから君も今すぐかっとビングしてリア充になろう!」というスタッフの主張なのかもしれない…。
海外では「feeling the flow」という英訳になっている。『流れを感じる=ノリノリング、ひらめキング』とでも言うべきか。一転して、ゴーシュや元キングみたいなセリフと化した。
ゼアル最終話では「かっとビング・チャレンジ」という罠カードが登場。後にOCG化された。そして最後には遊馬・アストラル・小鳥・カイト・オービタル・トロン一家・バリアン七皇が勢揃いし、全員による「かっとビング」で締めくくられた。かっとビングはまさしく遊☆戯☆王ゼアルという作品を象徴する言葉となったといえよう。
ちなみに最終話のタイトルは「絆よ永遠(とわ)に…かっとビングだぜ、オレたち!!」であった。これは1話のタイトル「かっとビングだぜ、オレ!!」を意識したタイトルだと思われる。1話の時点では「オレ」=遊馬一人だけの空回り気味だったかっとビングという言葉が、物語全体を通して様々な人々に広まり、最終話では「オレたち」=仲間全員の言葉になったということを表しているのだろうか。
余談だが、次シリーズ「遊☆戯☆王アーク・ファイブ」と次々シリーズ「遊☆戯☆王ヴレインズ」においてはこの言葉と似たようなテーマを掲げている。連続したテーマ重複もあり、かっとビングが打ち立てることに成功したチャレンジ精神に対し、作中どうテーマと向き合っていくかが作品評価の一つとして問われるようになっている。
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最終更新:2024/12/23(月) 19:00
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