おんぶとは、人を背負う、および頼ること。
おんぶする対象といえば赤ちゃんを思い浮かべるが、この赤ん坊を背負う習慣は欧米にはない。
背負い方は地域および部族によって異なり、母親のしりに乗せたり、額から背に背負子をつるし赤ん坊を後向きにくくりつけるなどさまざまである。
日本では、すでに縄文中期の土器に子どもを背負ったものが発見されている。
赤ちゃんのおんぶには「顔が見えなくて不安」「眠ってしまうと頭がグラグラして危ない」と敬遠されがちだが、赤ちゃんをあやしながら家事ができるというメリットのほか、知育効果も期待できるという研究結果が発表され近年注目が高まっている。
赤ちゃんをおんぶすることで、赤ちゃんの視界が広がり好奇心の増進につながったり、赤ちゃん自ら視野を広げようと背中にしがみつき立つ上がる姿勢をとることで、体幹や運動神経の発達にもつながると考えられる。
なお、背中に人を担ぐ意味のほかには、他人の援助(特に金銭面で)を受けるといった意味で用いられる。
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最終更新:2024/12/23(月) 20:00
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