最近、四季が曖昧になり季節感が失われつつある……そんな日常に、改めて季節感を取り戻すことができる書籍『季節の兆しカレンダー』。草花や鳥、虫、空模様、行き交う人が着ているものや、ことば、家のなかに現れる「季節の兆し」を、二十四節気・七十二候に沿って紹介しています。なかには「運がよくなってきているサイン」や、季節ごとに行うといい開運法も多数紹介しています。今回は、Drコパさんに追加で伺った開運法を紹介します。

干支の置物の買い方

【運命の分かれ道】去年の干支の置物は、どうするのが正解?Photo: Adobe Stock

新年になりました。
初詣に行き、今年の干支の置物を購入するという人も多いのではないでしょうか。

干支の置物にも色々ありますから、良い物、できれば開運につながるものを選びたいですよね?

それなら、干支の動物の表情のよいもの、あるいは自分の気に入ったものを選びましょう。
今年のラッキーカラー、グリーン、ラベンダー、ゴールド、あるいはサブカラーの黒が入ったものであれば、いっそう置いた環境の運気を高め、幸運を運んでくれますよ。

では、去年の干支の置物は、どうすればいいのでしょうか?

干支が過ぎたのに、飾りっぱなしはよくないんじゃないか……。
また、次の干支が訪れた時に出してもいいんだろうか?

と不安になりますよね。そこでDr.コパさんに聞いたとこと、

「1年間飾り続けることで、ご利益を運んできてくれますが、次に同じ干支が来るまで、そのまま飾り続けても問題ない」

とのことでした!収納する場合は、置いてあった方位に収納するのが言いそうです。

毎年新調して、その年のものだけを飾るのもよいですし、新しいものを買い足して、並べていったりしてもよいのだとか。
しかも、今年は過去を大切にすることが開運につながりますから、過去の干支の置物も置くことで、過去の運を取り戻したり、蘇らせることができていいのだとか。

では、飾り続けたり、しまっておいたりせずに処分したいという人はどうすればいいでしょうか?
縁起物なので、処分方法には迷いますね。

神社などで、お札や破魔矢と一緒にお焚き上げをしていただいても、各自治体の指示に従い、ご自分で処分して構いません。
その場合、粗塩と酒をふり、厄を落とし、1年間の感謝の言葉をかけてから処分することです。

『季節の兆しのカレンダー』では、季節感を日々の生活のなかに取り戻すために知っておきたいことを500個以上も紹介しています。季節感は、意識しなければどんどん日常から失われていってしまいますが、草花や鳥の声、空模様に目を向け、昔から季節と運気の変わり目とされる二十四節気・七十二候、節句などに開運行動をすることで、暮らしは物心ともに豊かになります。季節の兆しのなかに隠れている「幸運があなたに訪れているサイン」は他にもあります。ぜひ、探してみてくださいね。