パーフェクトな意思決定
「決める瞬間」の思考法
パーフェクトな意思決定
「決める瞬間」の思考法
書籍情報
- 安藤広大 著
- 定価:1980円(本体1800円+税10%)
- 発行年月:2024年09月
- 判型/造本:46並
- 頁数:336
- ISBN:9784478120736
内容紹介
いま話題のマネジメント法をもとに、「意思決定」の重要性を説く。決めるときに重要なことは、「誰でも間違えることがある」という大前提に立ち返ることだ。うまくいかないとき、結果がついてこないとき、それでも意思決定によって前に進むために背中を押し、パーフェクトな意思決定になる方法を教える。
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目次
はじめに ──「決める人」がすべてを手に入れる
その「瞬間」を捉えよう
前に進む人、立ち止まる人
「正解」は1つではない
その都度、考える必要がある
「小さな修正」が大きな差を生む
「決めないこと」の誘惑
リスクを考えすぎると何も言えなくなる
「意思を持つ」ということは「ちゃんと生きること」
「誤解」や「錯覚」を取り除く思考
序章 なぜ、「決めること」は恐いのか? ──「賛否両論」というマインドセット
「自分で決める」ということ
「少数派」の意見
反対されることがデフォルト
ゼロヒャクで考えてしまう人
「後出しジャンケン」をする人たち
理不尽な選択肢
「人を責める人」になってはいけない
「決めた人を尊重する」という原則
「文句」はこうして増長する
「検討します」は全裸より恥ずかしい
「余計なこと」という抵抗
決めないことの「機会損失」
「検討」という建前
「意思決定」をシミュレーションしよう
意思決定が「ブレる瞬間」
責任と一緒に「堂々と伝える」
「成長意欲」を前提とする
顔色をうかがいすぎる弊害
選択肢を残すときの「安心感」
「選ぶ立場」の優越感とは
片づけは好きか?
「パーフェクトな意思決定」のための考え方
第1章 「正しい意思決定」という勘違い ── 華麗なる「修正」
「意思」を持つか、「反応」するだけか
「仮説」を立てる
「勘」を検証する
「朝令暮改」への心のブレーキ
「前言撤回」ができるか
「矛盾に厳しい人」になるな
自分の弱さを知ろう
「いったん結論を出す」というクセ
「とりあえず正しいとしておく」という態度
大前提「人は間違える」
バイアスを知っておく
自分にとって「都合の悪いこと」のトリセツ
「受け入れるか」「受け入れられないか」の差
ディベートが教えてくれること
「修正する」を歓迎する
失敗を認め、華麗に修正する
意思決定とセットにすべきこと
実行しないと振り返りようがない
意思決定のサイクルを回す
一発で当てようとしない
評価者は「外」にいる
「パーフェクトな意思決定」が明暗を分ける
意思決定の「3つの箱」
1「即決」という箱に入れるとき
2「情報不足」という箱に入れるとき
3「期限を設定する」という箱に入れるとき
「即断即決が正解」ではない
つねに「未来」から見る
利益は「反転」する
「限りなくシンプル」に考えるための問い
1章の実践 「華麗なる修正」をやってみる
第2章 「よく考える」の正体 ── 問題の「解像度」
問題の解像度を上げてみる
「次のアクション」に落とし込む
問題の大きい、小さい
原則、「問題は小さくする」
「デメリット」という魔物
悪いことは「無限」に思いつく
日頃から考えるべきこと
デメリットの判断軸
「見えないデメリット」のことを考える
「よく考える」の中身
「時間の重さ」について
「瞬発力」は、いらない
「断り文句」を考えているだけ
「会議」の本当の必要性
まず「意思決定者」を決める
会議は会議、雑談は雑談
「反対意見」を言わなければいけない責任
「責任と権限」がある
同調圧力を「責任」で乗り越える
「反対」を受け止めるスタンス
「厳しさ」とは何か
「リスク0%」を目指さないといけないとき
手段としての「感情コントロール」
原始的な方法
一呼吸を置くということ
2章の実践 問題の「解像度」を上げてみる
第3章 自分が決めない「聖域」 ── 情報の「ノイズ」
何が正しくて、何が正しくないのか
「情報ではないもの」に注意
「声の大きい人」を認めない
日本語の「曖昧さ」に注意する
あえて「つっこむ姿勢」
「根拠を見る」ということ
「因果関係」を間違えない
無理やり「因果」にしていないか
運と実力の捉え方
人は「立場」でモノを言う
情報の「ノイズ」を減らす
「対処すべきこと」を見極める
「いい人」はキャパオーバーする
「ノイズをスルーする」というスタンス
「一次情報」の取り扱いについて
現場で知ることの限界
「いい情報だけ」を報告しても仕方ない
どうしても現場に行かないといけないとき
自分が決めるべきではない「聖域」がある
「自分ができること」をやる
「責任と権限」が人を動かす
意思決定が「軸」となる
「決めない」という意思決定
「免責」が起こるとき
「無責任(既得権益)」が起こるとき
承認欲求と戦ってください
「権限を与えない人」は罪
人は「頼られたい生き物」
「責任を逃れること」の誘惑
3章の実践 情報の「ノイズ」を排除する
第4章 「勇気」としか言いようのないもの ──「不確実性」再び
頭のいい人が正しいとは限らない
起業したときの正直な気持ち
「精神論でしかない」という部分
「意思決定の後に正しくする」という順番
「意思決定の真実」について
「ターニングポイント」の実態
「勘です」と言ってしまえばいい
経験したことは語れる
「勘に頼る」という領域
「言い訳」を論理的に捨てる
「断る」というときに必要な勇気
期待させるほうが「悪」
最低限のマナーはある
タイミングで判断は変わる
「責められる人」にこそ価値がある
「自信」という言葉に逃げるな
「うまくいくと思ったよ」と言わせよう
もう一つの「勇気」について
環境が人を変える
ルールによって仕組み化する
「勇気」のハードルを下げる方法
「重大な意思決定」との向き合い方
1つの「小さい決断」を入れる
そもそも「意思決定」をするために働いている
数をこなして勘を鍛える
4つのマトリックス
4章の実践 「不確実性」に向き合う
終章 「決めない者」の末路
誰かに決めてもらった人生
「なんとなく大企業」という自分
「大きな責任」を求めて
「変化意思」を持とう
「安全地帯」はない
いつだって「後悔しない選択」をするしかない
「やった後悔」の種類
「その決断」が未来をつくる
「可能性」にはキリがない
「なんとなく」を1つずつなくせ
おわりに
著者
安藤広大(あんどう・こうだい)
株式会社識学 代表取締役社長
1979年、大阪府生まれ。早稲田大学卒業後、株式会社NTTドコモを経て、ジェイコムホールディングス株式会社(現:ライク株式会社)のジェイコム株式会社で取締役営業副本部長等を歴任。2013年、「識学」という考え方に出合い独立。識学講師として、数々の企業の業績アップに貢献。2015年、識学を1日でも早く社会に広めるために、株式会社識学を設立。人と会社を成長させるマネジメント方法として、口コミで広がる。2019年、創業からわずか3年11ヶ月でマザーズ(現:グロース市場)上場を果たす。2024年9月現在で、約4400社以上の導入実績があり、注目を集めている。著書に、シリーズ150万部を突破した『リーダーの仮面』『数値化の鬼』『とにかく仕組み化』(ダイヤモンド社)がある。
電子書籍は下記のサイトでご購入いただけます。
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