出版社内容情報
季節感が失われつつある今、「本来、これはいつのものだっただろうか」と確認できる、旧暦をベースにした歳時期です。よりお金をかけずに、その季節ならではのことを見つけ、感じ、たのしむものであり、草花や鳥、空模様、行き交う人が着ているものに「季節の兆し」を探したり、家のなかでその季節になったら出てくるものや、よく食べるもの、など季節の風物詩を知ることができます。見るだけで、移り行く季節を体感できる絵本のような内容でもあります。
内容説明
忘れたくない季節感のあるもの、昔ながらのこと520。「季節の兆し」は、探す目で見ると、そこかしこに見つかります。「蝶がひらひらと近づいてきた」は幸運の兆し。昔ながらの暮らし、季節行事を大切にすると開運する。5日ごとの日めくりカレンダー形式で、見るだけで季節の繊細な移ろいを感じられる。
目次
春(立春;雨水;啓蟄;春分;清明;穀雨)
夏(立夏;小満;芒種;夏至;小暑;大暑)
秋(立秋;処暑;白露;秋分;寒露;霜降)
冬(立冬;小雪;大雪;冬至;小寒;大寒)
著者等紹介
石田郷子[イシダキョウコ]
俳人、椋俳句会代表、俳人協会会員、日本文藝家協会会員、よみうり文芸(読売新聞地域版)選者、東京俳壇(東京新聞)選者。1958年、東京生まれ。父母ともに俳人の家庭に育ち、1986年に自身も山田みづえに師事し、俳句を始める。1997年、第一句集『秋の顔』にて、第20回俳人協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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