社内QAメンバーにとったアンケートをまとめたよ

こんにちは。freee人事労務でQAエンジニアをしているしほです。 freee QA Advent Calendar 2024 18日目です。

なぜこのアンケートを実施しようと思ったのか

QAの仕事は多岐にわたり、普段自身が業務をしている時に今すごく楽しいなと思うことが沢山あるのですが、他のQAの方をみていたり話していると人によって楽しいなと思う所が違ったりするのでは？と思い始めました。 QA業務の魅力についても人によって考え方が違いますし、アンケートをとってみました。 17名から回答を頂いたのでそれを発表したいと思います！

アンケートの概要

アンケート対象者
フリーでQAエンジニアとして働くメンバー

アンケート項目

質問1. QAの仕事で一番テンションがあがるのは？(選択式)

テスト対象調査
テスト設計
テスト準備
テスト実行
振返り
テスト管理
自動化テスト対応
その他

質問2. 質問1を選択した理由やエピーソード

質問3. QAの仕事の魅力は？

質問4. freeeでQAとして働く魅力や楽しいところは

質問5. 今後チャレンジしたいことは

アンケート結果

質問1.QAの仕事で一番テンションがあがるのは
質問2.質問1を選択した理由やエピソード

アンケート結果の内訳
テスト対象調査：4
テスト設計：4
テスト実行：2
振返り：2
テスト管理：2
自動化テスト対応：2
その他：5

その他の回答内容

リスク洗い出し会：プロジェクトリスク、プロダクトリスクを最小限にできる最適解を狙って実装/テストスコープを相談している時
リリース後のフィードバック
チーム内QAフロー改善
テスト計画
テスト対象の設計理解

質問2のエピソード回答

テスト開始前

色々考えるのが楽しいから
仕様の整理をQAとして率先して行うことで、チーム全員の理解度を高めることができると感じており、そもそもハッピーを埋め込まない & 爆速で開発を進めるためにとても価値ある工程だと考えているため
リスク洗い出し中に、新機能が扱う情報は個人情報なのか、また悪用されないかといった疑問をPdMに投げかけたところ、想定から抜けていたということで実装前で手戻りを発生させられたこと
詳細要件を詰める段階でQAがいろんなケースに思いを馳せてeng/PMと最適な品質水準を考えるとあと工程での手戻りがかなり減る。
何が明らかで何が不明瞭な状態なのかを関係者で早い段階で理解しておくと綺麗なバックログ管理ができるようになって気持ちいい。
チームのだれも気が付かなかった観点を設計時点で指摘することで手戻りがなくなったこと。XXXさんがQAで安心できますって言われたときは、やってよかったなと思いました。
設計したものを実行するというか仕様や設計を考えながら探索的テストしてバグを見つけるのが謎解きやパズルゲーム的で楽しい。
配属された開発チームの中でQAをスムーズに行える＆Engと協力しやいようなフローを試行錯誤して上手くフローが回ったときの達成感が一番テンションあがります
うわ〜やだな〜ややこしいそうだな〜と思っていても、整理してみると実はそんなにややこしくないのでは、、？となるこの瞬間が好き（ただし数分後にやっぱりわからん〜となる）
全体のテストの優先度やリスクに応じた対応をどうするのか、スケジュールに無理はないかなど計画を立て、臨機応変に立ち居振る舞い、無事リリースした時に喜びを感じる。
ドメイン知識をキャッチアップしたり、Engの設計をキャッチアップしたりしてそこからシフトレフトで注意すべき点を指摘できたりするのが楽しい
テスト対象の外側（機能仕様）と内側（詳細設計）の両面から理解したいため
どんなパターンがあるかをすべて網羅/整理し終えると達成感がある
I always feel excited whenever there is a new feature. I also like the PRD Discussion and pointing out all the affected areas in QA Perspective.

テスト実施中

実装に興味があったのもあり、手元で思ったように動いた瞬間はテンションがすごくあがる
I'm not that good with it but it's challenging and pushes me to compensate effort over talent.
Because in test execution, I get to try out all the scenarios that I prepared, and I also get to find out all the other scenarios that might occur, which would help the development team in making our features prepared for the possible scenarios that our users might do in our service.

テスト実行後

リリース後にポジティブなフィードバック（使いやすくなった等）を社内外からもらえると自分の働きを評価してもらえる気分になるので。ネガティブなフィードバックもそこから改善点や新たな気づきが見つかるので次へのモチベーションになる

結果をみると、最初の工程であるテスト対象調査を選択される方が多かったです。テスト対象を色々な角度で分析をして仕様を早い段階で確認できていると、実際にテストしている時に仕様なのか不具合なのか悩むことや手戻りが減るので後々の工程がより安定して実行できますね。

個人的に好きなエピソードは、リリース後のフィードバックを元に改善点や新たな気づきがあったときに次のモチベーションになる回答です。ポジティブで素晴らしいし、自分も今後そこを意識しながら次にどう活かすとよいかをしっかり考えられるようになっていきたいと思います！

質問3.QAの仕事の魅力は？

チーム横断

職種横断で幅広く関われる
いろんな人と関わりながら仕事ができる
ユーザーと開発者の両方の視点でプロダクトと向き合える
開発内でも、PM・Eng・PD・サポートの方々とも関わり合えること

品質改善

品質を保証するという普遍的な目標を達成するために、要求定義からリリースまで、あらゆるフェーズでインパクトを出すことができる点
品質貢献
チーム全体の品質に対する意識変化に取り組める

技術系

なんでもできるところ
仕様に関してユーザー目線で考えることで、自分たちが開発しているプロダクトの価値の大きさに気づけること
個性を活かしたキャリアを描きやすい職種である点。例として　技術系　　E2Eのプロ（自分でコード書きたい人）　　archのプロ（設計から品質にこだわりたい人）　マネジメント系　　ピープルマネジメント（人の配置とか）　　開発サイクルのマネジメント（プロセス改善）　　PJマネジメント（推進とかやりたい人）
QAの仕事ってこれって定義することが難しい。ゆえに、自分が得意なことで勝負できる職種。人によってQAという姿が変わるので深い仕事だなとも思うし、私のように飽き性の人だと飽きない仕事だなって思います。
バグを見つけるテスター的な役割を想像されがちだが、そもそものバグを未然に防いだり、仕様について突っ込みを入れたりとマジ価値を届けるために幅広く活躍できること。プロダクトの仕様にはチームで一番詳しくなれる。
Deliver industry standard products that bring smiles to users
I like to make sure that every the product meets all the criteria and bug freee.

テスト系

常にこれが世に出たとき、ユーザーが実際に使ったらどうなのかなどユーザーに一番近い立場で、よりよい製品を届けるための一役を担うことができるところ
誰よりもそのシステムに詳しくなれる
開発者の見落としをリリース前に気づける
新しい機能を最初にぽちぽちしながら不具合ないか確認できる
誰もが見落としているような細かい部分、されど大事な部分に気付いたときにやりがいと楽しさを感じる
I get to work with other QA professionals and learn from them. I also get the chance to be one of the individuals that are more familiar with our service due to the nature of our job.

結果をみると品質関連の回答や横断的に様々な事ができる回答が多くみられました。「自分が得意なことで勝負できる職種。」という回答は自分の中で腑に落ちました。 QAの中でもポジションによってやることが変わるので得意なことやチャレンジしたいことに積極的にチャレンジしたり、スキルを磨けるのは魅力の一つですね。個人的に好きなエピソードはプロダクトの仕様にはチームで一番詳しくなれるとの回答です。仕様に詳しくなるし、この操作をするとどういう結果になるかな？と思った時に触って学ぶ機会が多いのは楽しいですよね！

質問4.freeeでQAとして働く魅力や楽しいところは

QAとして色々な人がいる（バックグラウンドも年齢も様々）ので、新たな知見が得られたりして勉強になる。
一緒に走ってくれるEngやPdM, PDがたくさんいるところ。
真似したくなる取り組みをしているQAエンジニアも沢山いて、知的刺激に満ちた環境で叩けるところ。
みんなチャレンジしていて、自分ももっと頑張ろうと思えるところ。
品質担当者として、要件から品質改善まで幅広い活動ができること
チーム一体でQCDを最適のバランスでコントロールできた/できそうと感じる瞬間
いろんなバックグラウンドの人がいる、今までやってこなかったことでもいいと思えば制限なくできる環境
品質を軸に様々な観点から取り組めること。特にEng、PMといった職種ごとに分断されがちな組織が多いがfreeeはワンチームで協力しながら仕事ができること。
Engとの距離が近いので、開発としてQAとして一緒によりよい開発を目指して行きやすいところと、新しいことのチャレンジしやすい環境かなと思います
周囲のスキルが高い
QAがたくさんいるのでその中で師匠を見つけるもよし、切磋琢磨したり助け合ったりできること
高速な開発速度を落とすことなく品質を向上させる取り組みチャンス
チームメンバーとして品質保証をリードしていく裁量の広さ
PM/PD/Engと距離が近く何でも話せるところ！
幅広い工程にかかわれていろいろな可能性があるところ
You can be yourself while doing your task (flexible working time, not all the time you need to be very professional and everyone on freee can take humors).
In Likha, we are freee to avail of any skill advancement training, and we have a budget for it. As someone who would like to expand her current skillset, this is an opportunity that they cannot miss. Also, as I mentioned in Question 3, I get to work with other talented QA professionals.
Other than testing, I also enjoy writing E2E