示談金として9,000万円を支払ったのは、お互いに納得して示談という形で問題を解決するためだったんだよね。この示談には、「刑事告訴しない」「損害賠償請求しない」「内容を公にしない」という条件が含まれているはずなんだ。つまり、示談が成立した時点で、法的にも契約上もきっちりとした合意ができてる。だから、あとから「やっぱり返してほしい」って言うのは基本的に成り立たない。契約を守るのが大前提なんだよ。 また、弁護士も言ってるけど、問題になってる情報が誰から漏れたかを特定するのはすごく難しい。示談の内容が週刊誌に出たとしても、それが被害者本人からなのか、周りの人なのか、それとも全然関係ないところから漏れたのかは証明が難しいんだ。だから、単に「内容が漏れたから返金して」っていうのは無理があるし、それを証明する責任は示談金を払った側にある。これを証明できなかったら、返金の要求なんて成立しないよ。 そして、一番重要なのは、もし示談を破棄して返金を要求するようなことをしたら、今度は被害者側が刑事告訴を検討する余地が出てくるってこと。示談が成立したことで刑事告訴を回避しているわけだから、それを自分で壊してしまったら、もっと大きな問題になる可能性がある。要は、自分の首を絞めるような行動になっちゃうんだよね。 だから、「示談金を返せ」なんて簡単に言えることじゃないし、返金しないといけない理由もない。示談っていうのはお互いに合意して終わらせるためのものだから、そのルールを壊すのは理屈が通らないし、逆に自分にとってリスクが大きいんだ。質問の内容に沿うと、「もちろん返しますよね？」っていうのは、返す必要も義務もないよ、って話だよね。