映画『国宝』を見て、歌舞伎にどハマりしたのですが、人気な歌舞伎の公演チケットを買うのはどれくらい難しいですか？？ 来年の南座で行われる曽根崎心中を見に行きたいのですが、席にこだわらない場合を教えて欲しいです！ また、映画の横浜流星が演じて「うらめしや……」と言っていた演目はなんという作品か教えて欲しいです！ また歌舞伎でオススメの演目を教えて欲しいです！！世話物？というジャンルの方が多分好みです！

一般売でも発売日の一番で求めれば それほど難しく無いです大丈夫です お勧めは歌舞伎十八番かな？

松竹歌舞伎会員がチケット先行購入しますが、一般の販売開始日ならチケットWeb松竹で購入することはそれほど難しくありません。 意外と一等席が残っていたりします。 が、「国宝」の影響で、曽根崎心中の演目は人気かもしれませんね。 横浜流星さんがストリップ小屋で「うらめしや」と言っていたのは、化猫の演目だったようです。 お岩さんの場合は顔面が醜くなっていますが、俊ぼんは美しかったので「有馬猫」あたりの化け猫役だと思います。 本人も大半カットされて残念と言っておられますので、ぜひノーカットで観てみたいものですね。 歌舞伎のオススメ演目は絞れませんね。 同じ演目でも演者によって違います。 好みも人それぞれ異なりますので、こちらの演目紹介であらすじをチェックして、観たいと思ったものがオススメです。 https://enmokudb.kabuki.ne.jp/ あとは、贔屓の歌舞伎役者さんをみつけると、観劇ががぜん楽しくなります。 中村隼人さんなどいかがでしょうか。

なるべく1階席の方がいいです。見えやすさを考えると。 遠い席なら2階席ですね。 3階席は席によってより遠くなるので。 「うらめしや」と歌われる有名な歌舞伎演目は、四世鶴屋南北作の『東海道四谷怪談』です。 実在の女性「お岩」の悲劇を題材に、色悪の伊右衛門の悪事や、江戸の人々を悩ませた怪異事件が赤裸々に描かれています。 代表的な世話物 『青砥稿花紅彩画』（河竹黙阿弥） 「白浪物」と呼ばれる世話物で、盗賊「白浪五人男」の因果物語が描かれます。 『三人吉三廓初買』（河竹黙阿弥） 幕末から明治にかけて活躍した「白浪作者」河竹黙阿弥の代表的な作品で、盗賊が登場する白浪物に分類されます。 その他の名作 『菅原伝授手習鑑』 「学問の神様」として親しまれる菅原道真の太宰府流罪を題材にしています。 運命に翻弄される人々の生き様を緻密に描き、歌舞伎の様式美をたたえた名作とされています。 『義経千本桜』 平家滅亡後、源義経を軸に、源頼朝との仲たがいによって都を追われる義経の流転と、それに引き寄せられる人々の運命を描く壮大な歴史ロマンです。 人気の演目といえば「歌舞伎十八番」 歌舞伎十八番とは市川家のお家芸として制定された18演目です。 この18演目は箱に納めて封印され、安易に披露するものではないとされたことから「おはこ」と呼ばれるようになり、後に得意なことを「十八番（おはこ）」と表現するのはこれが由来だと言う説もあり。 その代表作 「助六由縁江戸桜～江戸一番の色男が花の吉原で大暴れ！」 江戸歌舞伎を代表する傑作「助六由縁江戸桜（すけろくゆかりのえどざくら）」のことです。この芝居は、侠客（きょうかく）の助六が、愛する吉原一の花魁である揚巻（あげまき）と、源氏の宝刀「友切丸（ともきりまる）」を探すために、次々と喧嘩を仕掛け大暴れする物語です。 『暫（しばらく）』 荒事の代表的な演目で、罪なき人々が権力者に捕まり絶体絶命のピンチに陥ったとき、正義のヒーロー・鎌倉権五郎景政（かまくらごんごろうかげまさ）が「しばらく！」と叫びながら登場し、悪人を懲らしめて人々を救う痛快な物語です。