回答(1件)

加速度データをFFT(高速フーリエ変換)して 得られるスペクトルの縦軸は、 もともと「加速度の振幅(m/s²)」 または「パワースペクトル密度((m/s²)²/Hz)」として表されます。 これを対数スケールに変換する場合、 何を基準にするかで単位が変わります。 一般に振幅スペクトルを対数化する場合は、 基準値を1 m/s²とした 20 × log₁₀(値/1 m/s²) を用いるため、 単位は「dB re (m/s²)」または略して「dB m/s²」と書かれます。 一方、パワースペクトルを対数化する場合は 10 × log₁₀(値/((1 m/s²)²/Hz)) を用い、 「dB (re (m/s²)²/Hz)」と表記されます。 「dBm/s²」は電力基準(1 mW)を意味するため 物理量としては誤りです。 したがって、加速度のFFTを対数表示したときの Y軸単位はdB m/s²(または基準を明示して dB re 1 m/s²) とするのが正確です。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう