コンデンサーマイクはダイヤフラム(振動板)にカビが生えてしまうと音質が劣化します。ダイヤフラムは金など錆びにくい金属が蒸着されていますが、蒸着の場合は、金属に目に見えない細かい隙間が空いており、カビが侵食してしまうことがあります。アルコールなどでゴシゴシすると金属自体が剥離してくる可能性もありますので、こうなったらもう買い替えです。もしくは、修理してもダイヤフラムが丸ごと交換になるので、けっこう良いお値段になるのではないかと思います。
日本だと梅雨~夏あたりで部屋の湿度が60%以上になることが多いです。
湿度60%を超えるとカビが発生しやすくなります。
特にボーカルに使うマイクはツバが入り込む可能性があり、そこからカビが発生する可能性があります。
冬場などで乾燥していると、ジップロックを開け閉めしたときに発生する静電気のほうがマイクに悪影響です。冬は埃除けに(静電気の発生しづらい)布などをかけておくだけでも問題無いかと思います。
どれくらいの時間なら平気かというのは難しいのですが、普通に使っていてカビることはあまり無いかと思います。カビるときは数日でカビてしまいますが、何年も放置していてもカビない場合もありますし…。
私は普通の部屋に10年以上置きっぱなしのコンデンサーマイクがありますが、グリルのメッキが色あせたくらいで、音質には特に変化はありません。