こんにちは
1)手元にあります The American Heritage Desk Dictionary の解説では;
incredible イコール unbelievable となっており、用法として、"what is incredible is unbelievable". とも書かれています。
unbelievable の項では、”not to be believed"、同義語がfabulousと解説されています。
2) Dictionary.com の解説は、同義語として incredible、一方fabulous は載っていません。
さてさて辞書の能書きは別として、例によって社内インタビューを実施してみましたよ。
大方の意見を総合しますと、端的に言って incredible はより現実的、unbelievable は余りにも非現実的なんだけど実際に起こっている信じられないような事、という意味で使い分けているようです。
例えば、プロゴルファーのタイガーウッズがあるトーナメントを素晴らしい・誰も追いつけないようなスコアで優勝したとするとそれは、incredible play となり、一方同じタイガーがあるホールの木と木の間にある普通では絶対に打てない様なショットをした場合に、それは unbelievable play (shot) となります。日本語で言うところの「ぶったまげるような」という事ですね。
ある人は、unbelievable を、too good to be true と表現し、incredible はfantastic, great, awesome という賞賛に値するような事と同意義であると説明してくれています。これは誠に的を得た解説だと私は思いますが、ハタ子さんはいかが思われますか?
それを総合してご質問の、incredible story と unbelievable story を見てみますと、前者は、「信じられないような、でも素晴らしい話し」で、後者は「嘘のようでホントのぶったまげるような話」と私は解釈します。
incredible story は例えば、事故で瀕死の重傷を負った人の奇跡的な回復の話
unbelievable story は例えば、UFOに連れ去られ人体実験を受けた人の話。
紅葉が5-6分です。
*補足しますね。
今(10月11日)読んだ記事なんですが、Apple社は先日他界したSteve Jobs氏を偲び彼の素晴らしい人生をお祝いするための、社内での内輪の集まりを10月19日に開催するという事です。
既に職務を引き継いでいる現社長のTim Cook氏が社員に宛てたとされているメールは、
"Although many of our hearts are still heavy, we are planning a celebration of his life for Apple employees to take time to remember the incredible things Steve achieved in his life and the many ways he made our world a better place," the purported e-mail from Cook reads. (ソース:appleinsider.com)
となっており、文中に読める、"...incredible things Steve achieved..." はまさしく「賞賛に値する素晴らしい事」の意味であると思います。