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間違ったことや状態を表す名詞には「間違い」と「間違え」の2つがありますが、「間違え」の方を見たり聞いたりすると、なんとなく気持ち悪く感じてしまいます。

回答(3件)

「間違い」も「間違え」も動詞の連用形が体言化した転化名詞です。 「間違い」は、自動詞「間違う」の連用形が体言化したもので、<正しい(あるべき)状態から外れていること>という意味です。 「間違え」は、他動詞「間違える」の連用形が体言化したもので、<AとBとを取り違えること>という意味です。 <あるべき正解から外れた>という意味では「答えを《間違った》」ですし、 <正解はAであるのにBと書いてしまった>という意味では「答えを《間違えた》」ということになります。 多くの場合には両方とも使えることが多いのですが、とらえ方が違うのです。 ..なお名詞の形になると、「間違いさがし」「間違いない」のように「間違い」が普通で、「間違え」より「間違い」のほうが多く使われるようです。(例「[間違い/間違え]を見つけた」)。※② ............間違う.............................間違える 未然形:またがわナイ.....................まちがえナイ/まちがえヨウ 連用形:まちがいマス/まちがっテ......まちがえマス 終止形:まちがう。..........................まちがえる。 連体形:まちがうトキ.......................まちがえるトキ 仮定形:まちがえバ........................まちがえれバ 命令形:まちがえロ.........................まちがえロ/まちがえヨ .........(ワ行五段活用)...................(ア行下一段活用) 【ご参考】 ①北原保雄編著『続弾!問題な日本語』大修館書店、pp.110-111 ②NHK放送文化研究所のサイトより抜粋 ことば(放送用語) > 最近気になる放送用語 > 間違う? 間違える? http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/term/057.html

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日本人はよく、スラング的に動詞を名詞化して使うから 五目並べ 背比べ とか だから本体、文法的には間違いなんだけど こういう言い方が定着しちゃっただけ 間違える→間違え 上の変化のルールに法って使うと 「青色間違え」の様な使い方は合っているが 「間違え探し」という使い方は間違いということになる と思います(ソースは無い)

「違い」という名詞は一般的ですが、「違え」はあまり使わないので「間違え」にも違和感があるのではないでしょうか。