auは利用料金を値上げする。 今後、auで客離れが起きますか? ↓ auが既存プランを一律値上げ、最大330円増額 一部の人は“むしろ得する”ことも 5/8(木) 11:35配信 オタク総研 au/KDDI KDDIと沖縄セルラー電話は7日、新たなスマートフォン向け料金プラン 「auバリューリンクプラン」「auマネ活バリューリンクプラン」の 提供を発表したなかで、8月1日から 「使い放題MAX+」「auマネ活プラン+」などの既存プランの月額料金改定も 実施することを明らかにした。 【画像】「圏外」「混雑」「海外」を解消…既存プランの値上げ内容や 付帯サービスの早見表 このバリューリンクプランは 圏外や混雑時でも安定した通信環境を提供する 「フラッグシッププラン」としての位置づけられ、 基本料金8,008円で提供。 データ通信の使い放題をベースに、 衛星と直接通信する新サービス「au Starlink Direct」、 混雑時でも快適に通信できるサービス「au 5G Fast Lane」、 海外でのデータ通信が使い放題となる「au海外放題」 (1カ月あたり15日分まで)がセットになっている。 一方、既存プランは110円~330円の幅で値上げが決定。 具体的には以下の通りとなる。 使い放題MAX+・auマネ活プラン+:330円 使い放題MAX・auマネ活プラン・その他使い放題プラン:330円 スマホスタートプラン(ベーシック/ライト)・スマホミニプラン+その他プラン: 220円 その他(ケータイ・ルーター):110円~330円 ただし単純に値上げするわけではなく、一部プランでは 新サービスを複数利用することが可能になり、 使用用途によっては今まで以上にお得になる可能性もある。 例えば「使い放題MAX+ 5G/4G」の場合、割引適用前の月額料金が 現行の7,458円(税込)から7,788円(税込)へと値上げしたが、 この既存プランには新たに 「au Starlink Direct」「au 5G Fast Lane」「au海外放題」の サービスが追加され「サブスクぷらすポイント」のポイント還元率も 10~15%から20%に強化される。 特に「海外放題」サービスは通常24時間1,200円で提供されているもの だといい、競合キャリアでも大容量での海外ローミングを付帯するプランは 限られるため、短期での渡航が多い方はかなりお得になる。 一方、これらのサービスを必要としない方やポイント経済圏を 積極活用しない方にとっては単純な値上げとなる。 また、5G Fast Laneサービスは「5G SA(standalone)」という規格に 対応したスマートフォンが必要となるので、非対応端末のユーザーは 恩恵を受けないとみられる。 KDDIは値上げの背景として、安定かつ高品質な通信サービス提供のための 取り組みを挙げていた。 同社は2024年度に5Gの基地局出力アップやアンテナ角度の最適化による エリア拡大、Sub6エリア全域での5G SAサービス開始など、 通信品質向上に取り組み、民間機関OpenSignalの調査でも高い評価を 得ているとアピールした。 改定は8月1日からで、現在対象プランを利用中のユーザーも同日以降の 利用分から新料金が適用される。 なお、「au 5G Fast Lane」は7月1日からそれぞれ順次開始される予定。 編集部 IT/デジタル担当 https://news.yahoo.co.jp/articles/09de7aee8c75772f5d9ec4cc76070b01847cd9e5