もう少し乾燥させてみてください。つついてつかない程度ではなく、撫でても大丈夫なくらい。 表面の膜は砂糖のガラス化現象で固くなったものなわけですが、パリ風のマカロンのあの見た目に仕上げるには中身が膨張を始めるまでのあいだに表面にしっかりした膜がはるようにしなければなりません。 膨張するスピードと表面が固まるタイミングが上手く合ったときだけ、ピエの出た表面ツヤツヤのマカロンになります。 ひび割れるのは、表面の膜の強度より中身が膨張する力のほうが強くなってしまったせいです。 膜が張るのが遅かったか、膨張が早かったか。 膨張する力が強すぎたか、膜が弱かったかのどっちかのせい。