海外旅行中に、狂犬病の疑いがある野犬に噛まれたらどうしたら良いんですか? 日本では狂犬病がないから、ワクチンとかもないですよね、 そもそも、噛まれたら終わりですか?助かる方法はありますか?

病気、症状 | イヌ120閲覧

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お礼日時:10/4 19:18

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狂犬病は「噛まれたら即発症」という病気ではありません。 狂犬病を発症した犬に噛まれた時点で「暴露(ウイルスが体内に入った状態)」が起こります。 キャリア(不顕性感染や潜伏期間中)の犬には感染力はありません。 その後、神経組織へ侵入して「感染」が成立し、最終的に脳に到達して「発症」します。 発症してしまえば致死率はほぼ100%ですが、暴露から感染が成立するまでには時間的な猶予があるため、その間に暴露後予防(PEP)を行えば助かる可能性があります。 この「猶予期間」は、噛まれた部位によって変わります。 狂犬病ウイルスは神経をたどって脳に向かうため、咬傷が顔や首に近いほど距離が短く、感染成立から発症までの時間が短くなります。 逆に、足など体の末端であれば脳までの距離が長いため、潜伏期間も比較的長くなります。 同じ「暴露」でも部位によって発症リスクや速度が大きく異なります。 噛まれた場合にはまず流水と石けんで十分に洗浄・消毒を行い、その後できるだけ早く医療機関でワクチンや免疫グロブリンを用いたPEPを開始することが重要です。 これによって「暴露から感染へ進む前」にウイルスを抑え、発症を防ぐことが可能になります。

他の方のおっしゃる通りなんですが、ワクチンは間隔をあけて3回なので、3週間以上余裕を見た方がいいみたいです

>日本では狂犬病がないから、ワクチンとかもないですよね、 ありますよ。 海外に行く前に、接種することができます。 また、噛まれた後、24時間以内に接種(暴露後接種)すれば、助かる可能性は高まります。