真鯛のポワレは、魚全体を焼く料理ですが、適切な火入れ具合には幅があります。 ・一般的には、身の中心部までしっかりと火を通すのが基本です。しかし、中心部が完全に火を通りすぎると、身が固くなりすぎてしまいます。 ・上級者の間では、中心部を少し生残しにすることで、歯ごたえと旨味を残す調理法が好まれています。このように、中心部が少し生残りの状態になるのは、ポワレの正解の一つの食感と言えます。 ・ただし、生残りすぎると食中毒のリスクがあるため、プロの料理人でない場合は、中心部までしっかり火を通すことをおすすめします。 つまり、真鯛のポワレには、中心部が完全に火を通した食感と、中心部が少し生残りの食感の両方が存在します。料理店によって、求める食感が異なるのが一般的です。