常設展でしたらいつ行っても全然並ばないで入場できますよ。9割はモネ展へ行きますので。12月25日~27日でしたら中学校、高校の遠足もない時期ですし。
国立西洋美術館は、9時30分開館なので10時30分でしたらモネ展を見た人が常設展にまだなだれ込んできてない時間帯だと思うのでより空いてると思います。
あえて本館の古典絵画を後にして新館の近代絵画から見るのも手だと思います。写真を撮られるようでしたら多分ガラガラですので撮りやすいことでしょう。
2階の奥の版画・素描展示室の小企画展「オーガスタス・ジョンとその時代—松方コレクションから見た近代イギリス美術」は、素描メインなので作品がわりと小さ目であり、解説文もそこそこあるので人が詰まってると自分のペースで見られないのでここが興味あるなら早めに行くのもよいかと思います。空いてるとはいえ日中になったらモネ展を見終わった人がぞろぞろ入ってくるので。
本館はルネサンスから18世紀、新館2階は19世紀、新館1階は19世紀末から20世紀初頭て感じですが、順番に見るもよし、より空いてる方がいいなら飛ばして見るもよしです。
常設展は入場料500円ですが、モネ展2300円のチケット代に常設展も込みなので常設だけ買って見てからやっぱモネ展も見ようとチケットを買い直すと損です。モネ展のチケットで先に常設から見ることもできます。裏に日付スタンプを押されます。
25、26、27日だと27日はお休みに入ってる人が多分沢山来ると思いますね。この3日なら25日がまだマシかと思います。一番いいのは27日(金)の夜間18時以降かと思います。27日は夜間開館で21時まで開館してます。
モネ 睡蓮のときは、7回見させてもらったのですが、いずれも金曜か土曜の18時以降に見てます。開幕当初は夜間でさえ地獄のような混雑でしたが、12月14日(土)の18時30分~21時滞在。入場時に1秒も並ぶことなく入場できてラッキーでした。中もゆったりしてました。
わたしのおすすめは、本当のところは20日(金)、21日(土)の18時~21時!でございます(忘年会シーズンで仕事帰りで来る人が減る。土曜は朝から見に来る人が圧倒的に多いので夜は空く。そして寒いので出たがらない)
モネ展は朝一からですと地獄かもしれませんが、マルモッタン美術館所蔵のモネの展覧会では過去に開催されたものをはるかに凌駕する内容で滅多に展覧会を褒めないのですが、舌を巻きましたね。なんせ睡蓮だけで20点ちょっとありました。日本風橋の藤棚とかバラのアーチのトンネルとかも。まるでモネの池と庭が引っ越してきたかのような素晴らしい内容でしたよ。