全銀手順で通信するメリットはなんですか？ 会社で全銀手順で通信を行っているんですが、そもそもそのメリットがいまいちわかりません。 電話回線等の専用線で、特定の番号からしか通信を受け付けないようにしておけば、第３者からの悪意のある行為は 受けないような気がするのですが。 具体的なメリットを教えてください。

全国銀行協会によって策定されたプロトコルですから、国内の取引先とデータ交換をする場合、余分な開発をする必要がないことが最大のメリットです エラー時の対応にせよ、ネゴシエーションのしかたにせよ、すでに様々なケーススタディがされています。あえて他の方法を選択して、取引先個別の開発工数をかける必要はないですよ。 個別開発はバグの元でもありますしね セキュリティ的には非常にプアなプロトコルですが、それは専用線等のインフラでカバーしてもいいわけですし、TCP/IP全銀手順をVPNに通すことも考えていいでしょう。 それに、金融機関のほとんどは、全銀協手順(or 拡張Z手順)での通信を条件として要求してくるわけで、これをわざわざ「別のやり方をさせてくれ」という話はまず通りません。