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ありがとうございました。

お礼日時:2007/6/23 14:02

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英語が良く判らないので、苦労します。 アメリカに来て暮らし始めて、道路交通標識に「一時停止」の真ん中に「Yield」とよくあるので、最初は何のことやら判りませんでした。 私はむしろヨーロッパの方が滞在経験が長いので、英国には住んだことはありませんが、何度も訪れています。 英国では「Give way」です。訊くとYieldは古い英語なのだと言うことで、妙に納得です。 むしろ米語の方が古い言い回しが残っているようで意外に思っています。

「英語の古語」という言葉をどう定義するかによってあなたの質問に対する答えも変ってきますが、簡単に英語の歴史をお話ししながら、古い英語の文章を紹介しましょう。 英語(English)とは、England(Britainの南部)でしゃべられ、発達してきた言葉という意味ですが、歴史的な変遷を辿ると、① 1100 年以前(日本でいえば奈良・平安時代)の「古英語」、② 1100 ~ 1500年(鎌倉・室町時代)の「中英語」、③ 1500 ~ 1900 年(戦国・江戸・明治時代)の「近英語」、④ 1900 年以降の「現代英語」、にわけられます。このうち、「中英語」ー「近英語」ー「現代英語」の変化には連続性があり、これらは、一つの言語の時代変化と考えて良いと思います。実際、ちょっと語感の良い人ならば、中世語で書かれた「古文」を読んで大体の意味を掴むことが出来ますが、古英語で書かれた「古文」は、普通の現代英米人には外国語で書かれた文のようなもので、簡単に読めるものではありません。「古英語」と「中英語」以降の「英語」とは、別の言語と言ってもよいほどの大きなギャップがあります。 「古英語」は、もともとは、450年(日本で言えば、弥生後期)に北ドイツ・デンマークから移住してきたサクソン・アングロ族がしゃべっていた言葉で、文法の骨格は、今日のドイツ語に近い言語です。たとえば、おそらく、700 年頃に書かれたのだろうといわれている民族叙事詩の Beowulf の一節はDam eafera waes aefter cenned, yeong in geardem, done God sende というような文章です。これを現代対応語に直すと、To him <eafera> was after kinned, young in garden, that God sent となります。このうち、冒頭の dam は、今日の he に 相当する se という言葉の目的格(正確には与格)です。eafera は「嫡子」(a heir)という意味ですが、この言葉は、現代英語には、その痕跡すら見つかりません。kin は現代語に名詞として残っていますが、ここでは、動詞として用いられ、waes aefter cenned で、was later born という意味です。geardem は geard の目的格(前置格)で、この言葉は現代語の garden の祖先ですが、ここでの意味は、「庭園」ではなく、「宮殿」(court)です。お気づきになられたと思いますが、この文章には、我々英語学習者が悩まされている冠詞(現代語の a/an、 the)に相当する言葉がありません。英語に限らず、現代西欧語では、冠詞が非常に重要な役割を果たしていますが、古代の言語で冠詞を持っていたのは、ギリシャ語ぐらいなもので、ラテン語をはじめ多くの古代言語は、日本語やロシア語と同じように冠詞がありませんでした。冠詞の西欧諸語への導入は、元々はギリシャ語で書かれていた「聖書」を自分達の言葉に逐語翻訳する過程で生じたのです。その意味では、キリスト教の普及は、西欧語の文法に大きく影響したと言えましょう。 長くなりましたので、別 ID (Unadon-Applepie) で、続きを書かせてもらいます。

ありますよ。例えばイギリスにあるウエールズという地域には、ウエリッシュという古い言葉を習います。私は全く分かりませんでしたが・・・・テレビにも、そのウエリッシュで放送されているチャンネルがありました。

言葉は、進化しますね。 どんな言葉にも古語はあります。程度の差こそあれ。 シェイクスピアの文章は、難しいですが、曽根崎心中を読む方が、もっと難しいです(知識がもっと必要という意味です)。 日本語の方が、変化のスピードが速いですね。どうしてでしょう。。。