山ト協山口支部 走れ未来のトラック、交通事故に一役

【トピックス】

 

 【山口】山ト協の山口支部(水津典義支部長=三共社長)は今年も、小学生が描いた〝未来のトラック〟をプリントし、地域に交通安全を呼びかける車両を制作。10日に山口南警察署で行われた年末年始の交通安全県民運動の発隊式で、児童と家族も招いてお披露目された。



 プリントトラックは、地元警察署と連携し制作を続けているもので、今年で7年目。山ト協が毎年開く「トラックの日絵画コンクール」の応募作品のうち、同支部管内から選ばれた作品をプリントした会員事業者のトラックが県内を走り、事故防止に一役買っている。



 今回、選ばれたのは虹や宇宙を題材にした想像力豊かな力作6点。水津支部長は「大人にはない発想力が光っていて、審査は本当に苦労した」と話す。



 今年もしんじゅ(宮崎英雄社長)のグループ会社でトラックのプリント事業を手掛けるパールプランニングが施工。児童は自分の描いた絵が大きく印刷され、走るトラックに歓声を上げていた。なお、年明けには各小学校にプリントトラックが訪問する予定だという。 

    

◎関連リンク→ 一般社団法人山口県トラック協会

 

名備運輸 世界平和テーマにトラックをデザイン

【トピックス】

 

名備運輸(丸川靖彦社長、愛知県小牧市)はこのほど、世界平和をテーマとするペイントトラックを制作、運行を開始した。



同社ではこれまでに外部団体の取り組みに参画・支援する形で子どもや障がいのある人たちの絵を背面にデザインしたトラックを複数台制作、いまも現役で活躍している。今回新たに誕生したトラックは、小牧ライオンズクラブが募集した「国際平和ポスターコンテスト」の受賞作。10作品を片面に5作ずつ大きく配置した。



同社は世界平和への願いをのせたこのトラックを「絵のまち小牧号」と命名。コンテストの表彰式会場に展示した際には作者の家族らがうれしそうに写真に収める光景が見られた。



丸川社長は戦争や紛争がなくならない国際情勢を憂慮し「戦争より平和という言葉を広めたい」と話し、また「平和への願いをアートとして表現した子どもたちの思いが伝われば」として市内はもとより東海地方の各地を走らせ、多くの人の印象に残したい考えだ。



◎関連リンク→ 名備運輸株式会社

 

興津貨物自動車運輸 ポスターコンクール優秀作品をプリントトラックで発信

【トピックス】

 

 【静岡】興津貨物自動車運輸(遠藤太朗社長、静岡市清水区)はこのほど、静ト協(佐野寛会長、タカキュー)が展開する「トラックドライバーポスターコンテスト2024」の最優秀作品をデザインとしたプリントトラックを制作し、その運行をすすめている。



 同コンテストは2022年から実施され、地域の学生らから寄せられたトラックドライバーをテーマとした作品群から選定。興津貨物自動車運輸で関連トラックを制作するのは2回目で、「あなたのもとへ! 私はトラックドライバー」とのメッセージとともに荷物を運ぶ爽やかな男女ドライバーのイラストが特徴。同車両は10月に同トラック会館で行われた「トラックフェスタ」の場でもステージを兼ねて披露された。



 遠藤社長は同コンセプトのトラックに関して、「商業的な色がついていないので扱いやすいという点と、『トラック協会』の名前を背負っていることから信用やイメージアップにつながる」とコメント。今後についてはプリントトラック事業のさらなる可能性を広げながら、「子どもや若い人たちの思いを形にすること」につながる動きに前向きな姿勢を示している。

    

◎関連リンク→ 興津貨物自動車運輸車株式会社

 

デリバリー・ホートク 富士山トラック運行、地元への思いを形に

【トピックス】

 

 【静岡】デリバリー・ホートク(木下正孝社長、富士市)はこのほど富士山トラックの制作に参加し、その運行をすすめている。



 富士山トラックの制作は富士市がシティプロモーションを目的に行っている企画で、通常、毎年2社の運送企業がこれに参加。今年度は同社と羽衣運輸(村松俊彦社長、同)が名を連ね、来年2月にはそのお披露目式典が予定される。



 同社では富士山トラックはもちろん、プリントトラックを走らせるのも初めての試み。デザインには来年1月で役割を終える、新幹線検査専用車両「ドクターイエロー」が雄大な富士山の前を横切るものを選定した。



 完成車両について、木下社長は「見るほどに『いいな』という印象。富士市のPRになるし、遠方の人に富士山の姿を届けられる」と語り、また木下志保常務は「プリントトラックに興味があったので感動した。知人からも『見たよ、あれいいね』と言われうれしい」とそれぞれが手応えに言及する。



 今後については「印象に残りやすい車両なので自社における良いイメージづくりになると期待している」と社長。富士山や地元へ対する愛着も強く、今回の動きはそんな同社の思いを形にした前向きな取り組みとなったようだ。

 

国田運送 車体や船体、床面もラッピングを事業化

【トピックス】

 

 「それまでは自分ひとりで、ちょこっとやっていた程度。デザイン担当の専従者を採用するなど、本格的に取り組みだしたのは1年ほど前から」と、ラッピング事業部を立ち上げた経緯を話す國田泰宜氏(国田運送社長=41、兵庫県加西市)。本社営業所から1.5kmほど離れた場所に令和3年、倉庫を整備した広原営業所を開設したが、その敷地内に構えた2階建て事務所が同事業部の拠点になっている。



 同社が手掛けるのは、紫外線などによる経年劣化にも強い高品質フィルムにインクジェットで印刷するタイプのラッピング。「知人にスーパーカーのオーナーがいて、そこでカーラッピング技術を知った。飛び石から車を守るプロテクションフィルムも含め、とりあえず社用車に施工した」と話す。



 本腰を入れるきっかけになったのが東京都にあるカーラッピングの老舗と、化学・電気素材の世界的メーカーである3M(スリーエム)社が組んだ専門講座に"1期生"として参加したことだった。「その後は材料や、技術面もサポートしてもらいながらやってきた」とのことで、これまでの受注実績は30件ほど。代替えのタイミングで施工した自車7台を含めてトラックは計10台で、ほかに36㌳のクルーザーや建築物、構内のフロアサインと幅広い。



 ラッピングは当初、ドライバー採用などリクルート効果を意識したというが、「いまは時短でドライバーが副業するような時代。トラックの乗務を終えて働く別部門が社内にあれば、会社としても全体的な労働時間を確実に把握できる」と説明。現在は「あくまで本業はトラック。手の空いたドライバー5~6人が、できる範囲でやっている」という。



 製造関係の荷主が多いこともあり、「工場内のフロアサインの施工などで声掛けもしやすい」と話す。今後は「継続できる事業であることが一番。スーパーカーなど個人の受注に加え、企業のブランディング化につなげるようなフリートマーキングなども手掛けていきたい」と意欲を見せている。



◎関連リンク→ 国田運送有限会社

 

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