笠原産業 牧之原市デザイントラックを展開、地域と自社のPRを促進

笠原産業(笠原活彦社長、静岡県牧之原市)はこのほど、市をPRするデザイントラックを制作。運行を通して周知拡大を進めていきたい考えだ。
デザイントラックは同社と市の交流が起点となって発案され、大河ドラマ「ベらぼう」内で登場する田沼意次ゆかりの地として牧之原市が注目されていることから市が関連デザインを採用し、するが通商(杉本貴彦社長、同焼津市)で施工。市側が予算を出す形で8台が計画され、同社ではうち6台を担ってそれぞれの車両で異なるデザインを背負う。
笠原社長は地域と自社のPRに有効との考えを述べたうえで、さらに運行を通した安全意識向上や採用促進といった波及効果にも期待。今後については同車両の展開を継続しながら、デザイントラックだけにとどまらない地域貢献にも前向きな姿勢を見せる。
8台は同社の6台と合わせ、するが通商1台、丸中(中村敦社長、同牧之原市)1台で構成。笠原社長は一連の取り組みをふまえ、「トラック業界の理解促進といった部分も含め、アイデアとタイミング次第でこうした活動を続けていきたい」との意向を示している。
◎関連リンク→ 株式会社笠原産業