1964年生まれ。建築史、近代住居史。東京大学建築史研究室在籍、日本学術振興会特別研究員。
(最終更新:2009年3月31日)
[論考]
序─低い声 四本の柱が立ち、そこに屋根を架けた小屋は住宅の原型なのだろうか? [〈それ〉溝は作動している]あるいは、一本の柱が太古の平野に立てられた瞬間に構築が...供室については、近代住宅の研究をされている牧田知子から貴重な助言をいただいた。 ★一一──磯崎...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.130-145
[批評]
「私がこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」★一。吉本ばななの『キッチン』の冒頭で、主人公はこう言っていた。おそらくこれは物理的、心理的に家族と向き合う家庭の台所を意味している。「いつか死ぬ時がきたら、台所で息絶えたい」★二。とはいえ、テレビ番組で料理人が対決するキッチン・スタジアムはその選択肢に入らないだろう。大...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.180-187
[オーストリア]
クリストフ・ランマァフーバー Christoph Lammerhuber:1966年リンツ生まれ、ウィーン工科大学で学ぶ。 アクセル・リネマイル Axel Linemayr:1965年リンツ生まれ、ウィーン工科大学で学ぶ。 フロリアン・ヴァルネア Florian Wallnoer:1962年イタリア、メラン生まれ、ウィ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.102-103