2021年GW企画「お役立ち記事100連発」 2021年5月4日

ラーメンはちゃんと湯切りすると食べやすくなる

ラーメン屋で麺をゆでたあとにやっている湯切り。

豪快にピシャッと網をふりおろす姿は、思わず「よいしょ〜」とか「よっ、山岡家!」と声をかけたくなるような見ごたえがある。

でもあの湯切り、何のためにやってるのだろうか。

1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。

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湯切りって必要かな?

そう思うのには理由がある。僕が家でラーメンをつくる時、ゆでた麺は鍋から丼に直接いれているからだ。

スープが多少うすくなってるのかなとも思うが、麺をあげたときにダラダラたれるお湯は鍋におとしているし、味にも支障は感じない。

じゃああの湯切りは何なのか。クジャクが羽を広げたり、ゴリラが胸をたたくような、自分の店のおいしさや威厳を示すためのパフォーマンスだろうか。

湯切りをするラーメンとしないラーメン、実際に食べくらべて確かめてみよう。

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 湯切りで麺は整列する

こちらのラーメンを
2人前ゆでて、
半分はいつも通り鍋からダイレクトに丼にうつす。
もう半分はしっかり湯切り。
見た目には違いはないが、
食べてみると、
んんっ!

違ったのは味ではなく食感だった。

湯切りなしのラーメンは麺がぐちゃぐちゃにからまっているのに対して、湯切りありの方はそのからまりがほどけて、整列した麺が口の中に入ってくる。その結果、ズルズルッと気持ちよくすすることができる。

湯切りなしのときはこのモジャモジャを食べているとしたら、
湯切りをした麺はこれ。整列した状態で口に入ってくる。
ちゃんと湯切り_11.gif
湯切りなし「モジョモジョモジョ」
ちゃんと湯切り_12.gif
湯切りあり「ズルッ、ズルズルッ」

ラーメンを食べるときの擬音は「ツルツル」や「ズルズル」で異論ないと思うが、そうやって気持ちよくすすれるのは湯切りのおかげだったのだ。

そしてそれによって、ラーメン食べてるなーという気分もめちゃくちゃ高まる。気分マシマシ。

もう湯切りなしにはもどれない。
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他の麺ではどうなのか?

では、他の麺ではどうだろうか。

スパゲッティーやうどんでは違いなし。湯切りはちぢれた麺で力を発揮するようだ。
では、このイヤホンの絡まりはほどける?

さすがに無理でした。ワイヤレスのイヤホンほしい。

 

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