#daiizメモ

Cosenseに夢中

ウェブ広告について少し考えた

Google AdSense の仕組みや使い方に慣れてきたところで,AdSenseを含めたウェブ広告について少し考えてみた.

基本的なこと

Google AdSense のようなウェブ広告サービスでは,ウェブページの作者が予めページに広告枠を仕込んでおくことで,そのページの内容や読者さんの興味関心に合った広告を枠内に掲載してくれる.表示される広告の商品や企業にネガティブな印象を与えてはいけないので,ページ内に広告枠を設けるにあたっていくつかルールが定められている.

難しさポイント

難しいと思ったこと

  • 広告数多すぎとかデザイン崩れで広告重なってしまっているというようなミスが起きていないか気になるけれど,完璧には確認できない
  • 広告枠数の調節.どれくらいが適量なのだろうか.
  • 自作のウェブサービスに埋め込む場合(まだ検討中で埋め込んでいない)
    • 例えば,Instagramのようなユーザーが写真を投稿するウェブサービスの写真プレビューページに Adsense を表示させることを考えてみる.プレビューページを構成するUIパーツなどは僕が作って確認しているため不適切なコンテンツは無いけれど,ユーザーが投稿した写真の適切さまでは分からない.
    • このような場合は,Cloud Vision API などで不適切画像判定を行った後に広告枠を有効化しないといけないのか.
    • 小説投稿サイトだったらどうするのか.全文解析は難しそう.
    • このような用途向けの広告プランが別途用意されているのかもしれない.

考えたこと

上に挙げたような難しさポイントを解決できるかもしれないアイデア.既に導入されているけど僕が気付いていなかったり,既に効果がないのことが確かめられて導入されていないことかもしれないけれど書いておく.

  • 広告配信サービス側(AdSense側)でページ内の任意個数の枠を消せるようにする.

    • ページに合った内容の広告を挿入できるということは,ページ内容をおおまかには把握できているはずなので,その内容が広告に相応しくないのであれば iframe 枠のCSSã‚’ display: node として不可視化したり,まるごと除去したりして,広告枠を消してもらっても良い気がする.
    • 他の競合記事と比較して広告枠数が記事の分量に見合わないと判断されたなら,相応しい量になるように増減してもらうのも良いかもしれない.ページの作者はこれまで通り自分なりに考えた枠数を設置すればOK.
    • 万が一変なところに表示されてしまって,ミスクリックが発生しそうなのであれば,付近の適切な位置に移動してくれる機能もあればありがたい.
  • 役割が増えてしまったのでブラウザにページ広告管理の機能を任せる.

    • ページ作者は使用したい広告サービスと希望する広告枠数をHTMLに記述しておき,これに基いてブラウザが適切な位置にオークション制で適量の広告を差し込むというアイデア.
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