Google社が運営する、動画共有ポータルサイト。名前の由来は、You「あなた」Tube「テレビ」。
ユーザーは自ら撮影・編集した動画データをアップロードし、不特定多数のユーザーと共有できる。
現在の対応OSは「Android 2.2」以降、「iOS 6.0」以降。
他の動画共有サービスと同様に著作権法によって保護されているコンテンツ(テレビ番組やプロモーションビデオ、中にはアーティストのライブを密録したものなど)が違法に多数アップロードされていることが問題点として指摘されている。YouTubeは利用規約で著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止しているが、違法コンテンツは現在も後を絶たない。
一方で、日本のコンテンツの海外での認知度が高まり、日本国内でも新たな文化的刺激につながる可能性があるなど悪い面ばかりでないとの指摘もあるという。海外のファンは違法行為に頼らなければ日本国内のコンテンツを鑑賞する機会が大幅に失われることもあり、今後、現在は違法とされている映像コンテンツの合法的なインターネット展開の活発化など新たな視野での方向転換が期待される。
2007年5月、YouTubeは最も閲覧数の多いユーザーの幾人かに「YouTubeパートナーズ」となるよう勧誘した。この特権的地位は当初、商業コンテンツ供給者だけに勧められていたものだったがビデオ画面の隣側に広告掲載するのを条件に一般ユーザーが利益を得ることを可能にしたのである。「パートナー」は現在100あまりの数に上るがユーザーからの参加者はベン・ゴーイング、ケイトリン・ヒル、ポール・ロビネット、リサ・ドノヴァン、『ロンリーガールフィフティーン』、トニー・ウィン、リチャード・スターンなどがいる。
2011年12月1日より、日本のものでは東映とバンダイチャンネルが提供する映画やアニメ、ハリウッド作品ではソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル、ワーナー・ブラザースが提供する映画を一本300~400円で視聴できるサービスを開始している。
*1:PayPalの従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムによる
*2:http://jp.youtube.com/t/about
*3:その動画をタグで呼び出した場合のものであり、単にハイパーリンクを張っただけではここに表示されることはない。