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寒くて縮こまる日のコーヒーのおともに、黒糖入りアップルブレッド

 

 

【レシピ】黒糖入りアップルブレッド を先に読む  

 

黒糖入りアップルブレッド レシピ

 

りんごは新聞紙で包んでからビニール袋に入れておくと長もちする、と聞いてやってみたのだけど、本当だった。
 
アップルパイを作ったのと同じ箱のりんごが、12月から変わらない見た目で、冷蔵庫の野菜室の中に残っていた。

concaffe.hatenablog.com

 

皮をむいて食べてみたら、さすがに食感はもそっとしていて果汁も少なめ。火を通して食感を変えてしまえば気にならないし、水分少なめはむしろ好都合だと、焼き菓子にすることにした。

 

レシピを探すと四角いりんご入りケーキはアップル “ブレッド” という名前がついているものばかりで、あれ?と思う。ケーキじゃないんだ?

 

どうも小麦粉とイーストとりんごだけで作るパンが原型らしく、19世紀イギリスのレシピに遡って作った人があった。確かにこれは見るからにブレッド。

dejafood.uk

 

粉をこねて焼くものの潮流としては、この後、イースト発酵ではなくベーキングパウダーやベーキングソーダで膨らませてパンを焼く「クイックブレッド」の発祥と定着があって、今日びのバターケーキみたいな風貌のアップルブレッドもクイックブレッドの一種であると、そういうことらしい。

 

いにしえのアップルブレッドに興味をかき立てられつつ、りんごの “ケーキ” に向けられた最初のモチベーションは動かせなかった。バターたっぷり、砂糖たっぷりのローフケーキを焼く。

 

りんごに、胡桃、シナモン、 ナツメグ、あとブラウンシュガーの代わりに黒糖をちょっと入れた。

 

寒くて縮こまる日のコーヒーのおともに、アップルブレッド。ここ数日は、もう寒くて寒くて、じっくり淹れた深煎りのコーヒーが欲しくなる気候だった。苦くて甘くて濃厚なコーヒーに合わせるなら、こんなアップルブレッドがいいと思う。

 

 

材料と作り方はこんな感じ。

 

 

 

  黒糖入りアップルブレッド 材料と作り方

※ 胡桃60g は140℃で5分ローストし手で粗く砕く

  1. りんごは皮を剥き芯をのぞき、半量は チーズおろしで細切りにし、もう半量はサイコロ状に刻む。黒糖とスパイスをまぶしておく
  • りんご 170g
  • 黒糖 20g
  • シナモンパウダー 1.5g
  • ナツメグパウダー 0.5g
     
  • 粉類をボウルにあわせてホイッパーでよく混ぜる
    • 中力粉 180g
    • ベーキングパウダー 2g
    • ベーキングソーダ 2g
    • 砂糖 130g
    • 塩 1g
       
  • 溶かしバターを②に合わせ、混ざったら卵を加え混ぜる
    • 溶かしバター 115g
    • 卵 2個
       
  • ①のりんごを③の生地に混ぜ、ローストして砕いた胡桃を混ぜる
    • 胡桃 50g
       
  • バターを塗りクッキングシートを貼り付けた型に④の生地を入れる。上面に砂糖を振りかけ、胡桃を散らし、上から更に砂糖を振りかける
    • 胡桃 10g
    • 砂糖 大さじ1
       
  • オーブンを180℃に予熱し、⑤を170℃で50分焼く
    ※ 上面に焼き色がついたらコゲ防止に アルミホイルをかぶせる
  •  

    チーズおろしの細長く削れる穴を使っておろす。ちなみにキャロットラペもこれで細長く削るとドレッシングがよくからんでおいしい