愛国心で子どもを生め

 厚労省は、年金制度を揺るがしかねない極端な少子化に対する具体的な目標と解決策を示すことで、年金への信頼回復にもつながることを期待している。

厚生労働省は国民の年金に対する不信感を、少子化、こどもを生まない人に押し付けているんだね。
厚労省が言うように、子どもが減ることを危惧する理由の一つが、自身の年金の心配という個人的な問題関心にあるとすれば、子どもが減った状態で年金制度が保てる方策を今すぐ考えたほうが、毎年毎年出生率の数字に惑わされずにすむと思うのだけど。「こうあるべき」という制度を先にイメージして、それとはマッチしない現実を曲げてでも理想の制度を当てはめようとする欲望は、私にとっては理解できないわ。マッチョよね。