ロシアのバレエ団、エイフマン・バレエの「アンナ・カレーニナ」を観ました。
会場はびわ湖ホールの大ホールです。
ホワイエには、こんな幕?が。格好の撮影スポットになっていました。(⌒∇⌒)
音楽はチャイコフスキーの名曲を、トルストイの小説「アンナ・カレーニナ」の筋書きにあうよう編集したものです。
生演奏じゃないのは、ちょっと残念。やはり録音では少々物足りないですね。特にびわ湖ホールは本格的なオペラができるホールなので、生オーケストラが良かったな~。
ただ、終盤、アンナの精神が乱れていくところは、チャイコフスキーの曲ではなく、現代的な音で踊るので、仕方ないのかな?
踊り手さんたちは、少女漫画の登場人物が実体化したような人たちばかり。
かつて少女漫画を読んでいたころは、こんな人間おらんやろ!と突っ込みながらうっとりしていましたが、実在するのですね、ロシアには。
手足が長くて、顔が小さくて、9頭身か10頭身くらいある美しい人たちが舞台いっぱいに。
主役級の男性ダンサー2人は、特に長身だったのかな。とても迫力がありました!
途中までは、ダンサーの姿や動きが美しいなと観ていたのですが、終盤からラストは、踊りも演出も、心臓がドキドキするくらい盛り上がっていって、お話に入り込めました。
万雷の拍手で終わりました。
いや~、アンナさん役、出ずっぱり! たいへんな役ですね。
美しいものを見せていただいた午後でした。
上演時間は105分くらいでした。長すぎず良かった(笑)