NHK紅白歌合戦 観に行ってきました~
年末の記事にもちょっとだけ書いたんですが、昨年の大晦日はNHKの第58回紅白歌合戦をNHKホールで観覧してきました。
毎年、はがきの抽選で選ばれる紅白の観覧入場券ですが、今年も1500枚の入場券に対して36万通以上の応募があったようですし、オークションでは10~15万の価格がつくなどプラチナチケットと化してます。我が家でも毎年奥さんが何十枚かハガキを出してるようですが、当たったためしがありませんからね。
で、今年も当然ハズレまして、毎年のようにTVで楽しもうと思っていたんですが、当選した奥さんの友人が直前で急遽行けなくなり、ラッキーなことに譲っていただけることになりました。
席順は入場の際に受付でランダムに指定されるということだったので、開場時間の18時にNHKホールに着いたんですが、いやあ長蛇の列ができてまして、最後尾に並んでから50分近くたってようやく席につくことができました。ちなみに座席は3階席後方。
入場の際に頂いた袋に入ってたのは、当日のプログラムとサイリュームスティック(光るやつです)4種と、最後の審査につかう紅白が表裏になっている丸い厚紙。
前説では、サイリュームスティックの細かい指示がありましたね。オープニングは白いのを振ってくださいとか、WaTの時に青を振ってくださいとか・・・で、ほどなくすると開演です。
ホストとともに登場した美川憲一や、演歌歌手のバックで登場したマッスルミュージカルなど、序盤からわけのわからない演出が目白押しで楽しかったですね。個人的に楽しみにしていたコブクロ&絢香や馬場俊英もよかったです。
客席で拍手喝采だったのは、前川清withムーディー、中村中、すぎもとまさと、トリ&トリ前に登場となった大御所4人あたりですが、一番の大きな拍手となったのは秋川雅史「千の風になって」でした。
残念だったのは、バンドをともなって出演したアーティストの多くが(たぶん)生演奏ではなく当振りだったことですかね。事前に録音したライブ用の音源を流してたぽかったです。生で演奏してたのは寺尾聡とドリカムくらいだったような気が・・・。
また、TV用の収録ということはわかってはいますが、ライブ感やコンサートっぽさは希薄でしたね。出演者も観客というよりはTVの向こうの視聴者にむけて演じてるような感じがしましたし。これは僕が3階席でステージを俯瞰気味に見ていたことから感じただけかもしれませんが。
本番中のハンディによるカメラワークや、セット替えでのスタッフの迅速な動きなどは見ていて面白かったですが、正直なところ紅白はTVで見てるほうが迫力や美しさは味わえるかな。
余談ですが、放送終了後は司会者による簡単な挨拶の後、すぐに幕がおりました。ということで年越しの瞬間は渋谷の雑踏の中でした。