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シトロエン、第4世代の新型「C3ハイブリッド」発売 価格339万円から
2025年10月6日 12:49
- 2025年11月6日 発売
- 「C3 PLUS HYBRID」:339万円
- 「C3 MAX HYBRID」:364万円
シトロエン(Stellantisジャパン)は、「C3」の第4世代モデルとなる「C3 HYBRID」を11月6日より発売する。ベーシックモデルの「PLUS(プラス)」とハイグレードモデルの「MAX(マックス)」の2グレード展開で、価格は「C3 PLUS HYBRID」が339万円、「C3 MAX HYBRID」が364万円。
前モデルとなる第3世代「C3」は、2017年の日本導入以来、累計1万台以上を販売し、シトロエンブランドのトップセールスモデルとして多くのユーザーに支持されてきたモデル。その理由は、印象的なフロントフェイスやサイドのエアバンプに象徴されるユニークなデザインと、ボディとルーフの配色が楽しめる多彩なカラー展開、フランス車ならではの遊び心がちりばめられた内外装に加え、快適な乗り心地が高く評価されたことなどが挙げられている。
新型「C3 HYBRID」では、新デザインのブランドロゴバッヂに加え、パワートレーンには最新の48Vマイルドハイブリッドシステムが搭載され、シトロエンの新しい時代を象徴するモデルと位置付けられる。Bセグメントとして追求した高い快適性として、PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)やアドバンストコンフォートシートを標準装備し、上質な乗り心地を実現したことなどを特徴としている。
パワートレーンとして搭載された新世代の48Vマイルドハイブリッドシステムは、1.2リッターガソリンターボエンジンと出力15kWのモーター、6速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の組み合わせにより、システム合計出力81kW(110PS)を発生。街乗りから高速走行まで、滑らかで力強い走りとともに、燃費性能では22.3km/L(WLTCモード)を実現する。
このハイブリッドシステムは、「C4 HYBRID」とハードウェアが共用され、かつC3の軽量ボディに最適化されたセッティングが施され、今後、Stellantisのコンパクトモデルにも順次採用される予定としている。
エクステリアは従来のハッチバックスタイルから大きく進化し、骨太のプロポーションを採用。全高は従来比+95mmとなり、前席ヘッドクリアランス(頭上スペース)やドライビングポジションを向上させた。
インテリアは、フレンチブランドらしい遊び心が融合したデザインに、シトロエンが誇る快適性を追求。ダッシュボードには水平を基調とした、フラットでワイドなインストルメントパネルを配置し、運転者の視線移動を最小限に抑えて必要な情報を表示するなど、運転に集中できる設計とした。シートにライトグレーのファブリックと合成皮革(TEP)レザーを組み合わせたアドバンストコンフォートシートを採用し、ダッシュボードには、フロントシートを取り囲むようにシルバーアクセントを施して、シンプルでありながらこだわりあるデザインとした。
ハイグレードモデルの「MAX」では、PHC(プログレッシブ・ハイドローリック・クッション)に加え、ステアリングヒーター、フロントシートヒーター、スマートフォンワイヤレスチャージャー、自動防眩式ルームミラーなど、実用性の高い機能を標準装備。また、「ツートーンルーフ」が選択でき、Aピラーから、ルーフ、リアスポイラー、そしてCピラー上部までつながる広大なツートーンルーフでモダンな印象を演出。外装では、17インチのダイヤモンドカットアロイホイールを標準装備している。
なお、10月5日〜11月5日の期間、全国正規ディーラーにて先行商談キャンペーンが実施され、発売に先がけて展示が行なわれる。