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スズキ、「スイフト」世界累計販売1000万台達成

2025年9月4日 発表
初代スイフト

 スズキは9月4日、小型乗用車「スイフト」が、世界累計販売1000万台を達成したと発表した。世界累計販売1000万台は、世界戦略車として2004年11月に発売した初代モデルから、2025年7月までの販売台数で、20年8か月での達成となった。

 スイフトは、これまでに日本、ハンガリー、インド、中国、パキスタン、ガーナなどで生産され、日本、インド、欧州をはじめとする世界170以上の国と地域で販売し、スイフトはスズキの世界戦略車として確固たる地位を築いた。

 世界累計販売1000万台の内訳は、インド61%、欧州14%、日本8%、その他17%。インドにおいては、2005年の発売以来、累計約600万台を販売し、同国のコンパクトカー市場を牽引する存在という。

4代目スイフト

 スイフトは、スズキのクルマづくりを変えた小型車であり、2004年に世界戦略車として発売して以来、日本をはじめ世界各国でカー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞するなど、多くの人に愛用されるスズキを代表するモデルとなっている。

 同社の鈴木俊宏社長は「世界中のお客さまにスイフトをご愛用いただいたおかげで、世界累計販売台数1000万台を達成することができました。心より感謝申し上げます。スイフトは、2004年に世界で通用する小型車として誕生して以来、スズキを代表するモデルとして成長してまいりました。新型車として初めて、世界4か国でほぼ同時期に生産を開始するなど、スイフトはスズキのグローバル展開を大きく前進させる存在となりました。これからも、世界中のお客さまの日々の移動を支える存在であり続けられるよう、チームスズキ一丸となって連携し、価値ある製品を提供し続けてまいります」とコメントしている。

スイフト沿革

2004年11月:初代「スイフト」発売(日本で生産開始)
2005年2月:ハンガリーで生産開始
2005年5月:インドで生産開始
2005年6月:中国で生産開始
2005年9月:初代「スイフトスポーツ」発売(MT車:2005年10月)
2009年11月:パキスタンで生産開始
2010年9月:2代目「スイフト」発売
2011年12月:2代目「スイフトスポーツ」発売(CVT車:2012年1月)
2017年1月:3代目「スイフト」発売
2017年9月:3代目「スイフトスポーツ」発売
2022年9月:ガーナで生産開始
2023年12月:4代目「スイフト」発売(MT車:2024年1月)

スイフト累計販売の推移

2004年11月:発売開始
2008年6月:世界累計販売台数100万台を達成
2011年1月:世界累計販売台数200万台を達成
2013年1月:世界累計販売台数300万台を達成
2014年8月:世界累計販売台数400万台を達成
2016年4月:世界累計販売台数500万台を達成
2018年2月:世界累計販売台数600万台を達成
2019年10月:世界累計販売台数700万台を達成
2021年12月:世界累計販売台数800万台を達成
2023年10月:世界累計販売台数900万台を達成
2025年7月:世界累計販売台数1000万台を達成

 累計販売台数はスイフトスポーツ、デザイアを含む。2000年日本発売のスイフト(型式:HT51 海外名:イグニス)は含まず。