デンソー、「QRコード」のこれまでとこれからを紹介する特設サイト開設

QRコード特設サイトを公開

　デンソーは8月18日、QRコードを広く告知するための「QRコード特設サイト」を新たに開設し、コーポレートサイト上に公開した。

　QRコードは、自動車部品の生産現場の「もっと効率よく製品情報を扱えないか」という声から1994年にデンソーが開発した、大容量データの収納・高速読み取り、汚れへの強さを実現した2次元コード。QRコードを「普及させ社会に役立てたい」という思いから国際標準化を進め、誰でも無償で利用できるようにしたことで、現在ではさまざまな産業の生産性向上や、決済システム、安全な駅のホームドアなど、世界中の日常に溶け込んでいる。

　特設サイトでは、QRコードのこれまでとこれからを紹介しており、「工場内の作業をもっと効率よくしたい」という思いが発端となった、クルマづくりの現場から生まれたイノベーションの歴史、世界中での普及に至った背景のほか、QRコードをもっと楽しく知るための動画コンテンツや開発者の技術開発ストーリーなどを掲載。「QRコードの3つの特徴と5つの秘密」では、QRコードを手元に置いて実際に見比べたくなるような知識を公開している。

　また、QRコードの歴史や仕組みを子供でもわかりやすく学べる「デンまる×うんこドリル」のコラボレーションや、オリジナルのQRコードが作れるQRコードメーカーなどのコンテンツも用意されている。