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イッセ、布製タイヤチェーン「スベーネ」にビビットな新色を追加 2025年秋冬シーズンから先行販売開始

2025年秋冬シーズン 先行発売開始
9900円
イッセの布製タイヤチェーン スベーネ(SUBENE)

 イッセは、布製タイヤチェーン「スノーソックス」の日本限定モデル「スベーネ」に新たなカラーバリエーションを追加して、取り扱い店舗を限定した先行販売を2025年秋冬シーズンに実施すると発表した。価格は9900円。今後、カー用品店を中心に全国展開を予定している。

 今回新色が出るのは、日本限定モデルのスベーネ。ビビットなカラーで、暗くなりがちな雪道でも視認性が高く、安全性とデザイン性を両立した。

かぶせるだけの布製タイヤチェーン

 イッセ・スノーソックス スベーネの最大の特徴は、かぶせるだけという装着の手軽さ。工具不要で力もいらないため、急な降雪時に短時間でサッと取り付けられる。また、軽量で柔らかな素材は扱いやすく、コンパクトに折りたたむことができるため、車内常備にも最適。車体やホイールを傷つける心配も少なく、走行音も静かで、快適で安全な冬のドライブをサポートする。

スベーネの取り付け方

 スベーネには、特許取得済の2種類の織り方を1枚の布で実現する技術を採用。この技術により、裏表の縫い目がないシームレスな構造を可能としている。これにより、タイヤへの密着性を高め、走行中のズレや浮き上がりを効果的に抑制する。また、この技術は「装着時の布の重なり(ギャザー)」の軽減にもつながっており、摩耗が減り、布へのダメージを最小限にしている。

 スベーネは、いざという雪に備えておきたい人や雪の比較的少ない地域に住んでいる人、スキーや冬のレジャーにクルマで出かける人、車内スペースを有効活用したい人、力に自信のない人、チェーン装着に不慣れな人にオススメとしている。

布なのになぜ止まる?

 雪道でタイヤが雪にふれると、雪が溶けて水になり、スリップの原因となる。スベーネに使われているポリエステルは親水性が高く、この水をすばやくキャッチして立体的に編まれた生地の中に取り込むことにより、タイヤと路面がしっかりとふれ合いすべりにくくなる。この仕組みは、凍った道やシャーベット状の雪道など、いろいろな冬の路面で効果を発揮。さらに「オートセンター機能」により走っている間も自然に正しい位置に戻り、ズレにくく快適に走行が可能となる。

水をとらえて、取り込む。グリップのメカニズム