ニュース
音楽と食と文化を楽しむ「INSPIRE TOKYO」、パイオニアのデモカー「ゴルフII」で臨場感のあるサウンドを体験してみた
2025年7月11日 16:42
- 2025年7月10日~13日 開催
- 入場無料
7月10日~13日の期間、東京の渋谷~原宿~代々木エリアにて、音楽とマーケットを融合した都市型カルチャーフェスティバル「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO(インスパイア・トーキョー)2025 ~Best Music&Market~ supported by Expedia」が開催されている。入場は無料。
イベントはラジオ局J-WAVEが中心となり、「TOKYO POP CULTURE TO THE WORLD」をコンセプトに、音楽を楽しみながら東京の多彩なカルチャーやグルメを気軽に堪能できる新スタイルのフェスティバルで、会場は代々木公園イベント広場、ケヤキ並木、LINE CUBE SHIBUYA、東急プラザ原宿「ハラカド」、東急プラザ表参道「オモカド」と広範囲にわたって催されている。
また、代々木公園野外ステージでは、さまざまなアーティストによる無料ライブが開催されるほか、大滝詠一氏が主宰する「ナイアガラ・レーベル」とJ-WAVEがタッグを組んだ「NIAGARA BON-ODORI(ナイアガラ盆踊り)」やDJによるイベントも実施される。
イベントの中心部となる代々木公園イベント広場には、パイオニアが展開する「カロッツェリアブース」も登場。“重低音”と1980年~2000年代初頭に製造された名車を指す“ヤングタイマー”をテーマに、音楽とカーライフの新たな楽しみ方を提案している。
サウンドを自分好みにカスタマイズできるから楽しい!
デモカーはフォルクスワーゲンの「ゴルフII」でヤングタイマーの代表格ともいえる1台。前面上部にいろいろな音に連動して光るイルミネーション「ルミナスバー」を搭載した10.1V型HD大画面モニターで、スマートフォンと連携できる最新ディスプレイオーディオ(DA)「DMH-SF900」が装着されている。
1991年と30年以上も前に製造されたゴルフIIのコクピットが、現代の最新オーディオ機器のインストールにより、新旧が入り混じったネオクラシックの装いに仕上がっている。また、音質などを自分好みにカスタマイズする機能も豊富。1人でガンガン鳴らしたいとき、仲間と一緒に歌いたいとき、2人でしっとりと聴きたいときなど、シチュエーションに合わせた設定も簡単だ。
リーズナブルな密閉式3ウェイスピーカーシステムが便利
リアのトノカバーには密閉式3ウェイスピーカーシステム「TS-X170」が搭載されている。低域・中域・高域をそれぞれの専用スピーカーが受け持つことで、立ち上がりや音質の向上を実現する3ウェイスピーカー方式を採用。
低域を受け持つ13cmウーファーは、軽量かつ高剛性を両立するセルロースファイバーコーンを採用し、大口径による豊かな低域と自然な音色の再生を可能にしているとのこと。また、直径の異なる2つのホーン型トゥイーターも、役割を分担してスピード感とキレのある高域再生を可能にし、クリアで透明感のある中高域を再生していた。実際にそのサウンドを聞いてみると、30年以上前の車両とは思えないほど迫力と臨場感のあるサウンドだった。
クルマのカーナビ(オーディオ)本体やスピーカーを交換したことのない人は、ぜひ1度この機会に視聴してみていただきたい。
また、カロッツェリアブースには、デモカー搭載機器のほかにも、サブウーファーやスピーカーなどの多彩なサウンド関連商品や、高機能ディスプレイオーディオも展示。さらに、Webアンケートに回答すると、コラボステッカーやオリジナルステッカー、フライトタグのいずれかをもらえる。さらにSNS登録・シェアするとオリジナルハンディ扇風機、タオルなどいずれかをもらえる。
マーケットゾーンにはカロッツェリアブースのほかにも、古着、食器、サンダル、バッグ、靴下、サングラスなどに加え、盆栽、ボディペイント、射的を楽しめる縁日ブースなど、さまざまなジャンルの店舗が並び買い物はもちろん、眺めているだけでも楽しめる。
そのほかにも、今回はクラフトビールの祭典「けやきひろばビール祭り」も併催され、厳選した国内の30蔵が集結し、都内最大級のビアフェスエリアを展開。キッチンカーも多数並んでいて、ハンバーガー、麻婆豆腐、ピザ、カレー、ラーメン、ステーキ、馬肉、ホットドッグ、ポテトフライなどなど、クラフトビールによく合うフードが勢ぞろいしている。もちろん、アイスやスイーツといった食後のデザートもあるので、丸1日楽しめる内容となっているので、ぜひ足を運んでみてほしい。