スバル、クロスオーバーSUV「クロストレック」改良 新ボディカラー＆特別仕様車追加

「緊急時プリクラッシュステアリング」などの運転支援機能を標準化

　スバルは7月10日、「クロストレック」の改良モデルを発表した。価格は301万4000円～405万3500円。

　クロストレックは、コンパクトなボディに本格的なSUV性能を備え、ラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることにより、都会からアウトドアシーンまで幅広く活用できる多用途性を実現したクロスオーバーSUV。

　今回の改良ではボディカラー展開を見直し、「サンドデューン・パール」「シトロンイエロー・パール」を新しく設定。

新色「サンドデューン・パール」

新色「シトロンイエロー・パール」

　運転支援機能では、「緊急時プリクラッシュステアリング」「スバルリヤビークルディテクション（後側方警戒支援システム）」「エマージェンシーレーンキープアシスト」を全グレードに標準装備した。

　また、「ドライバー異常時対応システム」と、「ドライバーモニタリングシステム」との連携を強化。ドライバーのわき見や居眠りが長時間続いた場合、ドライバーに異常が生じたと判断し、ドライバー異常時対応システムが作動するようになった。加えて、コーストダウン（惰性走行）や、パルスブレーキによる振動でドライバーにさらなる注意を促す機能を採用。さらに、ドライバー異常時対応システム作動によるハザードランプ点滅のタイミングを、減速制御開始と同時に早めることで、早期に周囲の車両へドライバーの異常を知らせられるようになった。

クロストレック Premium S:HEV EXのインテリアイメージ

マイルドハイブリッドモデルの特別仕様車「Limited Style Edition」

　e-BOXER（2.0リッター直噴エンジン＋モーター）搭載の「Limited」をベースとした特別仕様車「Limited Style Edition」を新たに設定。ルーフレールやリアガーニッシュなどをブラック基調にするとともに、イエロー塗装加飾付LEDフロントフォグランプやシート表皮、シフトブーツやステアリングホイールのステッチなどにイエローアクセントを施すことで、大人の落ち着きの中に、遊び心を感じるモデルに仕上げている。

特別仕様車 Limited Style Edition（サファイアブルー・パール）