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日産とホンダ、クルマの電動化・知能化に向け協業の検討開始 内田社長と三部社長が共同会見
2024年3月15日 15:48
- 2024年3月15日 開催
日産自動車と本田技研工業は3月15日、自動車の電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。日産自動車の代表執行役社長 兼 最高経営責任者の内田誠氏、本田技研工業 取締役 代表執行役社長の三部敏宏氏が共同会見を開催している。
カーボンニュートラルや交通事故ゼロ社会に向けた取り組みをさらに加速するためには、環境対応技術・電動化技術・ソフトウェア開発などの領域に関する強化が不可欠とし、そこで両社の強みを持ち合い、将来的な協業を見据えた検討が必要と考え、今回の合意に至ったとしている。
具体的には、自動車車載ソフトウェアプラットフォーム、バッテリEVに関するコアコンポーネント、商品の相互補完など、幅広いスコープで検討を進めていくとしている。
日産自動車 内田社長は「今後加速するモビリティへの変革に対し、中長期的な視点で備えをしていくことが重要であり、今回、両社が共通の課題意識のもと、合意に至ったことは大変意義深いものだと考えています。今後、両社で論議を重ね、持続的成長に向けて、WIN-WINとなる結論が見いだせることを期待しています」とコメント。
本田技研工業 三部社長は「100年に一度と言われる自動車業界の変革期において、両社がこれまで培ってきた技術や知見の相乗効果により、業界のトップランナーとして自動車の新たな価値創造をリードする存在となり得るかの観点で、両社のパートナーシップの可能性を検討していきます」とコメントしている。