15分以上のデイリースクラム
今一緒に仕事をしているチームでは、毎朝みんなで集まって話をしてる。みんな家から仕事してるからZoomで。
デイリースクラムみたいなものではあるのだけど、15分以内におさめる、ということはあまり考えていない。
だいたい15分は超えていて、長いときは30分ぐらいかかる。でも、それでいいと思っている。それだけ話すことがあるというだけ。
どうして?
理由は、開発チームだけじゃなくて、プロデューサーも含めて全員で「現状を確認する」「同じ方を向く」「不安を共有する」ということをやっているから。実際のところ、開発チームだけの話だと5分もかからない。
プロデューサーはチームの外側で起こった色んなことをフィルタリングして開発チームに必要な情報を届けてくれる。とても助かる。お互いに情報を共有して、現状の認識合わせをする。そのうえで、今日何をやるべきかを再確認している。
そんな感じなので、毎朝プランニングをしている気持ち。
どうして?その2
どうしてこういうことが必要かというと、僕らは、特定の開発プロジェクトだけを担当しているわけじゃなくて、サービスの運用も担当しているから。
なので、問い合わせや調査の依頼、突発の対応が入ったりする。そうなると昨日までとは状況が変わるから「チームとして今日どのように動くべきか」というのをみんなでプランニングする必要がある。
「これは今の作業を止めてでもやったほうがサービスにとって良いんですよね?」
という話や
「今の作業の方がサービスにとっての優先度が高いから、その対応は次のスプリントに入れましょうか?」
という話がとびかう。
サービス運用も?
という風に僕らは開発だけじゃなくてサービスの運用も見てる。このことは、上記のように開発チームに不安定さをもたらすのだけど、僕自身はそれはそれで良いかなと思ってる。開発をしているときに運用視点の話がでてくるから。
「この設計だと問題があったときに気づくのが遅れるから、すぐに気付けるようにしたいな」とか「このログだとシステムに何が起こったのかは分かるけど、じゃあそれでユーザーがどう困るかが分からないから、そっちが分かるようにしたいな」とかそういうの。サービスの運用を実際に体験して、実感してないとなかなか伝わらない。
そんな感じ
なので、デイリースクラムというかデイリープランニングみたいなものをやっていて、それには15分以上かかってる。
プロデューサーには、こういう質問をしてるかな:
- 今日、開発チームに伝えておきたいことはありますか?
- 困っていることや、開発チームに相談したいことはありますか?
ところで
僕が初めてスクラムを勉強したときは、デイリースクラムの3つの質問はこんな感じだったと思う:
- 昨日何をやったか?
- 今日何をやるか?
- 困っていることは?
だけど、2013年のスクラムガイドの改定で、こんな風に変わった:
- 開発チームがスプリントゴールを達成するために、私が昨日やったことは何か?
- 開発チームがスプリントゴールを達成するために、私が今日やることは何か?
- 私や開発チームがスプリントゴールを達成する上で、障害となる物を目撃したか?
こっちの方がチーム感があって好きな感じ。さらに、3つの質問自体が「必須ではなく、一つの例」になったけど、それも良いなと思う。